これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

3年連続 喪中はがきを出すことになった

2016年11月の母親(86歳)、2017年10月の妻(57歳)に続いて、
今度は、2018年12月父親(93歳) が亡くなった。


10日の朝7時に田舎の弟より電話がかかってきた。
父がそろそろだと言う。


現在父が入院している病院に、
姉と一緒に来ているとのこと。


すぐに病院に向かうことにして、旅費の安いLCCを調べたが、夕方便しか無い。
仕方なくANNで予約して家を出てしばらくした時、
弟から再び電話がかかってきて、
危篤になったと伝えてきた。


これで田舎に帰るのは、葬儀のためということが決まった。
長男であるので喪主をすることになる。


15時頃、父の体が移されている葬儀場に到着した。
しばらく姉弟妹と話した後、弟妹と共に、
遺影にする写真、棺に入れる品物を探すため、
空き家となっている実家に行った。
父は長年テニスをしていたため、
テニスウエア等を選んだ。


翌日の11日午前に湯灌、
夜に通夜が行われた。


12日には納棺、
午後、葬儀と法要が行われた後、
出棺となり、火葬場にて火葬の完了を待つ間、
精進落としの会食が行われた。


そして収骨の時間となった。
収骨中、火夫さん(火葬場の従業員)が、
これは歯に詰めていた銀歯ですと説明した。


これを聞いて、妻の収骨時の情景が浮かんできた。
妻にも銀歯があった。


父はほぼ老衰に近い形で、93年の人生を終えた。


妻は余命宣告された癌により、57年の人生を終えた。


父に対しては小さい頃の思い出がある。


妻に対しては一緒に過ごした24年半の思い出と、
今後いっしょに暮らすはずだった20年程を失った
無念の思いがある。


12日夜遅く羽田空港に着き、家に向かった。

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