これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

妻の同級生への電話 ②

このブログは、
昨年12月29日のブログの続きになります。


まず、
前回のブログの内容を、自身の整理も含めて、
“日記形式”で記します。


10月15日
高校時代の妻について、知りたいと思い、
妻が卒業した高校の同窓会事務所に、
妻の同級生を紹介してもらう目的で電話をした。


12月16日
妻の同級生だというHさん(女性)から
10月17日にショートメールが届いていることに気付く。


Hさんに何度か電話するも、なかなか繋がらないため
再び、同窓会事務所に間をとってもらったところ、
Hさんから、メールが来た。


12月25日、Hさんと電話で話をすることが出来た。


おっとりしているけど、中身は面白いところもあった
男子生徒の人気投票で1,2番だったこと、
ラグビー部のマネージャーをしていたこと 
などの話が聞けた。


最後に、妻が写っている写真があれば見せて欲しい旨を伝え、
お願いした。


ここまでが、前回のブログ内容になります。


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ここからは、上記の続きになりますが、


どちらかというと、私の記録書的なところがあり、
読む側としては、読まされている感じになるかと思いますので。
適度に飛ばして読まれる方がいいと思います。


1月3日
Hさんより、
「妻の写真の件、もう少し待って下さい」という メールが来る。


1月4日
Hさんに返信。「無理にお願いしている訳だし、時間のあるとき
探していただくのでいいと思います」 と返信した。


1月7日
Hさんからメールが来る。
妻は、夏用のセーラー服がとても似合っていたこと
何人かで一緒にご飯を食べた時のこと、
言葉がうまく出て来ないのをもどかしがる様に、
一生懸命、手を動かしながら話していた
こと
等、思いだしたことを伝えてくれた。


そして、
同期に、妻の写真のことを聞いてみる
と、言ってくれた。


1月8日
Hさんにお礼のメールを送る。


1月11日
Hさんより、写真画像が添付されたメールが送られて来た。


広島の宮島で撮られた集合写真(修学旅行?)等、数枚あり、
現像して40年以上経っており、鮮明ではないが、
何とか妻を特定することが出来た。
私の知っている妻よりも、丸い顔をしていた。


この写真画像は、
1,2年で妻とクラスが一緒だったAさん(男性)から送られてきたもの
とのことだった。


1月11日
Hさんへ、画像送信に対するお礼のメールを送る。


1月12日
Hさんより、メールが来る。
「Aさんに連絡すれば、妻のことをもう少し教えてくれるかもしれませんよ」、
と、アドバイスしてくれた


1月12日
Aさんに、画像を頂いたお礼のメールを送る。、
短時間でもお会いして、高校時代の妻について覚えていることを教えて
いただけないか という文章を送った。


1月13日
Aさん、より、メールが来る。
「娘の受験を控えていることもあり、会えないが、
メールでお伝えします」 ということで、


妻について、覚えていることを、
いろいろと、メールに書き込んで下さっていた。


以下、その内容。


姫カット、色白の美人で、声を掛けづらい感じで、
細い声で話す、男子と馴染めない人だった。
迷っている生活だったかもしれない。


ただ、
卒業後の同窓会で、妻はピンクの髪で現われ、驚かされたが、
髪色のいきさつ(カットモデル?)を、妻は元気に話していたとのことだった。


そして、
Aさんたち一部の男子生徒にとって、
妻は高値の華の存在であった と書かれていた。


ひとつ注目した内容のものがあった。


Aさんは、妻のことを、


以前Aさんが見た、NHKのドラマ「古見さんはコミ症」
という番組の主人公である“古見さん”のような人
と表現した。


この“古見さん”は、一見普通に見えるが、
コミュニケーション障害を持っていている女性だ。


実は、私も、アニメではあるが、この番組を見たことがあった。
12チャンネル(テレビ東京)で、ある番組を見たあと、
チャンネルをそのままにしていて、テレビは見てはいなかったのだが、
そこでやっていたアニメの主人公の女性に、目が留まった。


ほぼ妻だったからだ。


こういう主人公でも番組が成り立つんだ と思った。
 “精神疾患”をネガティブに捉えず、
こういう風に、コミカルな面も添えて描かれるのは、
いいことだと思った。


「古見さんはコミ症」というテレビ番組。
「妻はアスペルガー」という“私の心の中だけ”で放映される番組。


妻が、
高校時代から精神的なものを抱えていた ということを
私は知ることができた。

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