これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

数少ない「いい日」

妻がいた頃は、
基本的には、いい日で、
時々悪い日があり、その後は必ずいい日が来る、
というパターンの毎日を送っていた。


今は、ほとんどの日、
今にも雨が降りそうな
どんよりした空模様のような日々を
送っている。


ボクシングでいうと、ボディブローのようで、
とどめを刺さないが、じわじわ攻撃されている感じだ。


台風のような嵐や、どしゃ降りの雨のような感じではない。
しかし、太陽の光を通すような雲の隙間は、
全く見当たらない。


たまに「いい日」といえる出来事に出くわすことがある。


それは、“スピリチュアル”な経験
(自分がスピリチュアルと思っているだけかもしれないが)
に出会った時だ。


20日、21日と2日連続でそれが起こった。


20日木曜は、いつものテニスの日で、
自転車で目的地へ向かう途中、
ある橋の手前にさしかかったとき、
すぐ前にハトが降りて来た。


そして、これだけでは終わらず、
テニス場へ到着して、自転車を降りようとしたとき、
やはり目の前に、今度はすずめが上から降りて来て、
目の前を、スタスタと横切った。


この日は、これで終わらない。
テニス後、向かった図書館前の歩道上を、
一匹だけで、ウロウロしているハトが目に入った。


21日は
バイトで駅へ向かう途中、
「オリジン弁当」の横を通り過ぎようとする時、
ハトが降りてきて、目の前をスタスタと横切った。


最近は鳥の体を借りて現れることが多い。
記録を調べてみると、


12月13日、
公園のベンチで座っている私の方に
ハトが50㎝くらいまで近づいて来て
1分間ほど私の方に顔を向けていた。


1月に出現記録はなく、


2月は
4日に 小鳥、
6日に ハト、
10日は 小鳥とハトが同時に現れ、
12日に ハト、
17日は 小鳥
の出現が記録されている。


以前は、犬が一度だけ、カラス、蛾、ゴキブリが2,3回、
虫が1番多くて、以前、連続して出現していた。


種類がバラバラに出るのではなく、
同種類のものに一定期間決めて出ているようだ。


私は、出かけるとき、妻の遺骨箱に向かって、
必ず「○○に行ってきます」と
声を掛けるようにしている。


それで、
妻は先回りして、
私が気付くような現れ方をしているのだろうか。


こういう体験は、
期待して意識しているときには、起こらず
無意識のときに、だいたい起こる。


スピリチュアル体験は、
魂が存在することに繋がるので、
嬉しい出来事になる。


ただ、目の前に現れたのは、
妻ではなく、鳥、昆虫だったのかも知れない。
その可能性の方が、強いとも思っている。


もう少し、このような体験の積み重ねが必要ということか。


こういう話は誰にでもしない方がいい。


兄弟であっても心配そうな顔をされたり、
同窓会では、
毎日、私が擦りながら遺骨箱に声を掛けていることを話したら
「怖いと」言われた。


どちらも、仲の良い相手だから、
感じたままを隠さず正直に出してくれたのだろう。


2年半、いろんな人の反応を見てきたので、
相手によって話してもいい限度が、だいたい分かって来ている。


ブログでは、
思ったまま書けるので、有難い空間だと思っている。
(ここでも、多少、怪しいと感じてる人がいるとは思うが・・・ )


しかし、
今の「生きがい」は何ですかと聞かれたら


悲しいことに、
スピリチュアルな体験です」と
答えざるを得ない。

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