これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

これからも妻といっしょにの人気ブログ記事

  • 哀愁を感じる曲

    昨日、100円ローソンで買い物をしていたら、 昔懐かしい歌が流れてきた。 歌っているのが薬師丸ひろ子ということはわかるのだが、 曲名が出てこない。 本来は来生たかおの曲で、旋律は同じだが、 それぞれ、曲名が違ういうこともわかっている。 私が20代後半の時のJ-POPだ。 このような哀愁漂うメロディ... 続きをみる

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  • 心の安定を取り戻す

    死別経験者が今の心情を、 「身体の半分を失っている状態」と表現することがよくある。 私も、正にそのような心の状態であり、 毎日、何か足りないと感じながら生きている。 2分の1あった妻が、 私の身体から離れて行ったことが原因なのは明らかだ。 当たり前だが、 体重が半分になったということではない。 心... 続きをみる

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  • “思い出”と“悲しさ”

    思い出は、なぜきれいに見えるのだろう。 思い出は、なぜセピア色なのだろう。 思い出は、なぜ私の胸を締め付けるのだろう。 思い出は、なぜ手を伸ばしても届かないのだろ。 私の頭の中には、なぜ妻の思い出しかないのだろう。 頭の中を隅々見渡すと、 端っこに、ほんの少しだけ妻以外の思い出を見つけることが出来... 続きをみる

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  • 音楽は、思い出を連れてくる

    スーパーで、 何を買おうか ということだけに向いていた意識が、 流れていたBGMが耳に入った途端、 そちらの方に、意識が移った。 その曲は、 曲名を知ることなく、テレビなどで、時々耳にする曲であり、 パリの町並みを歩いている気にさせられるメロディーだ。 これまでは、何気なく聴いていた曲だが、 その... 続きをみる

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  • “命”とは

    現在、パックご飯が食器棚に30個(5袋×6)ほどある。 それはそれで、何ら問題ではないのだが、 正味期限が、全て今年の4月と表示されている点が問題なのだ。 消費期限ではないので、食べても問題はないのだろうが、 今、4月なので、今食べないと、味がどんどん落ちていく。 なぜここまで食べずにいたのかとい... 続きをみる

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  • “普通の人”ではなくなった

    私が持っている “人との交流円” の直径が、 小さくなっていると感じている。 “普通の人”は、 もっと直径が大きい円を持っているようだ。 かつての私は、 普通の人並みの大きさの円を持っていた気がする。 大きい円を持っていると、 他の人の円と交わる部分が出来やすくなり、 人との交流で、しんどさ を感... 続きをみる

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  • 「ある愛の詩」のラストシーン

    ベッドで仰向けになり、ボーッとした状態で、 妻を想っていると、 昔、高校1年位の時に見た「ある愛の詩」という映画の ラストシーンが頭に浮かんできた。 この映画は、身分が違う二人の男女の、真っ直ぐな愛を描いた作品で、 “愛とは決して後悔しないこと” という名セリフがある。 私は、この映画を見たいと思... 続きをみる

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  • “幸せ”を取り戻す

    昼食を終えて、自転車で自宅へ向かっている時、 前方に見える桜の木から、花びらが舞って落ちるのが目に入った。 桜が満開の景色もいいが、 花びらか散っている景色も、風情があって悪くない。 でも、その光景は、命を感じさせ、 すると、妻の姿が脳裏に映し出される。 そして、胸が痛くなる。 去年も、 桜の花び... 続きをみる

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  • 心の中の でこぼこ

    一昨日、歯を抜いた。 7年ほど前のブリッジ療法における土台となっている歯が割れたためで、 これで、2本歯を失ったことになる。 あと、20年以上前に、親知らず を1本抜いている。 その時の痛さの記憶があったため、 抜くことに抵抗があったが、 抜いてみると、1時間ほど微妙な痛さはあったものの、 その後... 続きをみる

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  • 過去の自分と未来の自分

    私は最近、外に出かけた時の楽しみを見つけた。 それは、 小さな子供を見る楽しみだ。 何が楽しいのか。 子供は、予測不能な動きをする。 昆虫も、予測不能な動きをする。似てる。 妻も、予測不能な動きをよくしてた。 子供は無垢で純粋。濁ってない。 ゴミボックスの穴の中を、頭が中に入ってしまうくらいの体勢... 続きをみる

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  • いい夫婦

    11月22日は「いい夫婦の日」だった。 この「いい夫婦の日」は、 1988年に(財)日本生産性本部が、夫婦で余暇を楽しむゆとりあるライフスタイルの 提案のために制定されたと説明されている。 “語呂合わせ” で、 11(いい)22(夫婦)から、この日を記念日にしたとのこと。 語呂合わせの記念日はたく... 続きをみる

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  • 久しぶりの飲み会

    3日水曜日、 9年前に辞めた会社のメンバーの飲み会に参加した。 私を除いた7人の内訳は、 2人が、妻が亡くなった翌年の2018年5月以来、 2人が、私の退職直後に飲んで以来、 3人は、いっしょに飲むのが初めての人 というメンバー構成だった。 18時半に始まり、3時間半の飲み会だった。 年数を経てい... 続きをみる

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  • “思い出”と“喪失感”の関係

    妻を知ったから、喪失感がある。 幸せを感じていたから、喪失感がある。 妻あっての喪失感ということか。 妻と出会うことがなかったら、 喪失感というものを経験せずに済んだだろう。   a 妻がいて幸せ > b 妻がいなくて不幸せ > c 妻自体を知らない これが、私が求める人生の順番だ。 妻は亡くなっ... 続きをみる

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  • 優しさの在庫がどんどん貯まって行く

    妻を亡くしてからは優しさの需要と供給のバランスが崩れ、在庫がどんどん増えていく。 優しさの大量受け入れ先である妻がいなくなったためだ。 妻は無意識のうちに100パーセント優しくしたくなる対象だった。 人に優しくした後は、なんともいえない心地よさが残る。だから人はその心地よさを得るため人に優しくする... 続きをみる

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  • もしかして、妻の魂があるかもしれない

    10月9日に不思議なことが2回起こった。 まず1回目、 朝起きてテレビを見ようとしてリモコンを探すが見つからない。 この部屋の中のどこかにあるはずなのだが、どうしても見つからない。 狭い部屋なので置いてある場所は限られており、見つからないのが不思議だ。 諦めてチャンネル変更をその都度テレビ本体のボ... 続きをみる

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  • 終活は続く

    前日、2つの終活関係のものが片づいた。 一つは、 契約している生命保険2つの内の1つの解約を、 生命保険会社に電話で伝えた。 解約手続きの書類を送付してくれるとのこと。 解約返戻金の額は、一括払いの金額とトントンであった。 もう一つ入っている生命保険は、夏に5年満期となる予定だが、 ドル建ての保険... 続きをみる

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  • やさしさの迷走

    私は人から、 やさしいとか、やさしそう か言われることが多い。 でも、 私は、やさしい人間ではない 自分のことを一番知っている私が言うのだから、間違いない。 私は、妻に対してだけやさしい人間だ。 ほかの人に対しては、可もなく不可もなく接していて、 特別にやさしくしたいとは思わない。 もし、相手から... 続きをみる

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  • 妻の話が出来る

    19日火曜日、 パソコン教室で動画に音楽を付ける作業をしている時、 スマホが鳴った。 スマホに耳を当てると、○○ですと言うので、 最初、私はてっきりマンションの管理会社の人かと思った。 (去年、マンションの理事に選任されて、仕方なく毎月理事会に出席している) 「今、忙しいですか?」と聞くので、 呼... 続きをみる

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  • 夢の中だけの妻では困る

    19日、 夜中2時頃から、照明とテレビをつけたまま、寝てしまい、 4時頃、目を覚ました。 夢を見て、 起きる寸前の短い部分の内容は覚えている。 何かのイベントに参加していて、 帰ろうとすると雨が降り出し、タクシーで帰ることになった。 家に着き、会場に忘れ物をしたことに気付き、 会場の電話番号を検索... 続きをみる

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  • 心の穴が埋まる時

    妻が亡くなって、心に大きな穴が空いた。 その大きさは、 私の心の中において、妻の存在分に相当するから、 心全体の80%位になる感覚だ。 この80%という数値は、 妻へそれだけ大きな愛情を注いでいたと言っていいだろう。 残った心の体積は、20%しかなくなったのであるから、 心ここにあらずの生活になり... 続きをみる

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  • 悲嘆とは何者だ

    悲嘆は心の中に影を落す。 “影”と聞くと、マイナスイメージしかないが、 影がない場合、ものが平べったいものに見えてしまうが、 影があることで、立体感が得られるようになる。 私は、悲嘆により、 心に影を持つことになった。 影を持つことにより、 私の心は、立体感を持ち、 輪郭がはっきりするようになった... 続きをみる

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  • 小さな幸せ 大きな幸せ 中程度の幸せ

    5年前に、妻は、宇宙へ帰って行った。 私の生活から、“大きな幸せ” が飛んで行ってしまった。 大きな幸せを、今後、経験することはないだろう。 これからは、 小さな幸せをつなぎ合わせながらの生活で、 大きな幸せの穴を埋めるしかない。 小さな幸せの一つとして、 食事がある。 私は、昼はほとんど外食にし... 続きをみる

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  • “オキシトシン”が足りない

    妻の“いいところ” (ぶれないところ、“あざとさ”とは無縁なところ、天然でかわいいところ、不器用なところ、物欲があまりないところ など) を、世の中で一番よく知っているのは、おそらく私だと思う。 私が、長所だと思っていても、 他の人から見れば、欠点になったりもするが、 私には、長所にしか見えなかっ... 続きをみる

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  • AIとアナログ

    過去は変えられない。 その変えられない過去に、いろいろ想いをめぐらせるのが人間。 AIなら、変えられないものに、想いを寄せるような不合理なことはしないだろう。 合理的なのである。 すでに、終わっていて、決して変えられないものに固守し、 想い続けるのが人間。 人間は合理的でない生き物なのだ。 そうい... 続きをみる

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  • 妻の近況

    過去、今、未来。 人生の時間軸を俯瞰して見てみる。 過去は「線」、 今は「面」、 人生の最後の瞬間は「点」、 と私は考える。 「生まれた瞬間」と「今」は、線で繋がっている。 過去の「今」が積み重なって、線として残っている。 「今」は、社会という「面」の中に存在し、 その中に、自分がいて、人がいて、... 続きをみる

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  • 逆転人生

    私の人生を、飛行機のフライトに例えて、表現してみた。 出発は1991年10月13日 午後、初めて会う妻とロビーで、待ち合わせ。 1993年4月18日に、飛行機に搭乗。 ここから、妻と私の隣り合わせの時間が始まった。 飛行機は問題なく離陸し、二つのエンジンは、問題なく作動して、 徐々に高度を上げて、... 続きをみる

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  • 輪郭がはっきりした妻の夢を見た

    妻の夢を見た。 夢に妻が登場することは稀で、 今回は今年の5月以来となる。 いつもは、登場する妻の姿はおぼろげで、 輪郭がはっきりしないアバウトな妻であることがほとんどなのだが、 今回登場した妻は割と輪郭がはっきりしていた。 声も、妻の声だった。 そのため、 リアルな妻に会っているに近い感覚であっ... 続きをみる

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  • 見つからなかったリモコンが見つかった

    10月11日のブログで テレビのリモコンが見つからなくなり、妻の仕業ではないかと書いた。 14日、洗濯しようと思い、かごから洗濯物を取り出していたら、中からリモコンが見つかった。なぜこんな所で見つかったのか不思議だ。 結婚当初、二人はセミダブルベッドでいっしょに寝ていた。 妻は夜11時前に寝ること... 続きをみる

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  • 根拠はなくても、希望はある

    妻の画像や動画を時々見る。 頭の中に映し出される“妻”と、 画像や動画に映っている“妻”との間に ズレがないと感じた時、 ホッとするところがある。 どういうことかと言うと、 自分の妻に対する記憶が、 まだ衰えていないことを確認出来た安堵感とでもいうのだろうか。 妻は間違いなく死んだことは認めるが、... 続きをみる

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  • 過去を引きずって生きる

    昨日、29日からゴールデンウィークに入った。 外食をするため、自転車で町の中を走っていると、 すれ違う人の顔つきが、例外なく高揚している。 会社での管理から開放され、 時間を自由に使える期間が始まることから、 そういう顔になるのは、よくわかる。 コロナ禍の時に比べて、 人が一気に増えているのと、外... 続きをみる

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  • もう一度、「五感」で妻を感じたい

    妻を体の感覚機能で感じたい。 目、耳、鼻、口、脳、心、神経 妻の目を見て妻の表情が→私の目に入り→私の脳が妻の表情を認知する、 妻が口を使って出た言葉→私の耳に入り→私の脳が反応する、 妻の肌に→私の肌が接することで→私の脳内にアドレナリンが発生する 妻からだけでなく、私から始まって、 最終的にア... 続きをみる

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  • 2つの世界のバランス

    今回の文章は、SFチックなものになりました。 亡くなった人を、存在しているように描こうとすると、 SF 風な文章になります。 今、私は、 “現実世界” と “妄想世界” の間を、 行ったり来たりの生活をしていますが、 今回の文章を書いている時期は、妄想世界にいる時期に当たり、 SF的な文章は書きや... 続きをみる

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  • 感情の一致

    人間は、 毎日、体を動かし、脳で考え、心で感情を動かしている。 「体」や「脳」に関しては、 ロボット技術や、AIの進歩により、 将来、 「肉体労働」は、機械が、 「頭脳労働」は、AI が代わりにやってくれるのではないか。 これに対し、 「心」については、 ロボットや、AI が人間の代りをやれるかと... 続きをみる

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  • 「兵器」よりも「家族」

    ウクライナの現状を伝える番組を、何気なく見ていた。 小学校での子供のクリスマス発表会のあと、 兵士として戦っている父親が前に出て、 小学生や母親の前で、こう語りかけた。 「私たちの武器は、西側諸国からもらっている兵器ではなく家族です。 戦地で寒くて濡れていても、砲撃音が聞こえても 家族の写真を見る... 続きをみる

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  • 「ねばならない」

    妻が亡くなる前までは、 小さいはずの不安が拡大され、 大きいものとして捉えられていたような気がする。 例えば、 少しだけお腹が痛い時、「何か大きな病気が潜んでいるのではないか」、 「この貯金額で老後は大丈夫なのか」、 「人脈をもう少し増やした方がいいのではないか」、 等 でも、一人になった今は、 ... 続きをみる

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  • 10万円の使い道

    7日のブログにも書いたように、 銀行からの妻宛のハガキで、長期間預けたままの預金があることを知り、 昨日、戸籍謄本と、私の印鑑証明を持って、銀行へ行き 相続手続を行なった。 最初、妻の出生から死亡まで繋がるすべての戸籍が必要だと言われ、 これは大変だと思ったが、 いろいろ話をして、 何とか、先日取... 続きをみる

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  • 除籍か

    先日、銀行から、ハガキで、 妻宛てに、長期間預けたままの預金があるという通知があった。 金額は10万円。 その支払いを受けるため、 銀行での手続きの必要書類として、 私と妻が夫婦だったことを証明する 戸籍謄本が必要とのことだった。 昨日、本籍の町役場から、 請求していた戸籍謄本が、郵送で届いた。 ... 続きをみる

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  • 「弱き人」に、こころが揺れる

    自転車で前方を走る70代前半くらいのおばあさん(?)が、 後ろを確認せずに私の目の前で急に右折しようとして、 私の自転車にぶつかった。 おばあさんは、私の自転車の前で、倒れた。 その時、私は、瞬間的に、「なんだよ」と怒りが頭をよぎったが、 倒れたあと、起き上がっているおばあさんの姿と表情を見て そ... 続きをみる

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  • 生と死

    今回の文章は、死をテーマにしています。 苦手な人は多いと思います。 読まないで、他へ移ってもいいかもしれません。 「死」には二つの死があると思っている。 「肉体の死」 と 「心の死」。 私の場合、 肉体はまだ生きているが、妻の死とともに、私の心は死んだ。 今の私は、 “死んではいないが、生きてもい... 続きをみる

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  • アスペルガーの妻

    大人の自閉スペクトラム症(ASD)をテーマにした番組を見た。 たまたま見たのではなく、 テレビ番組表にあった番組名を見て、見るつもりで見た。 ASDとは、コミュニケーション・対人関係の困難とともに、 強いこだわり・限られた興味を持つという特徴がある発達障害 と説明されている。 ASDには、「アスペ... 続きをみる

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  • 健康診断を受ける理由

    8月30日、火曜日、毎年受けている区の健診に行ってきた。 血圧 118/81 まずまず。 腹回り 94センチ。基準の90センチを今年もオーバーした。 問題は血糖値。今年も糖尿病予備軍となるか? 血糖値や、数種類のがん検査の結果は、1ヶ月ほど先に、郵送されるとのこと。 採血の後、胃の検査に移り、 バ... 続きをみる

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  • 言葉に反応する妻

    1月に買い替えたスマホをいじっている時、 過去のメール履歴を見てみた。 個人的にメールのやり取りをほとんどしない私なので、 ほとんどがバイト先とのやり取りのものであり、 それがずらっと並んでいた。 その中で、 妻とのやり取りが数件だけあった。 妻らしく、よくわらない言葉・表現を使ったものが多く、 ... 続きをみる

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  • 心が温まる薬

    今回のブログは、スピリチュアル的なものになります。 スピリチュアルの専門家ではないので、 私の希望を織り込んだ素人が描く文章になります。 空想じみているので、ばかばかしいと思われる可能性はあります。 そう感じた場合は、読まない方がいいかもしれません。 私の体の中には、当然“私”がいるが、“妻”もい... 続きをみる

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  • 10月19日、妻の59歳の誕生日

    誕生日にはいつもショートケーキを5、6個買って妻に渡していた。 「僕はいらないから全部食べてね」と言って渡すのだが、 少しして、妻は私の部屋に入ってきて 何も言わずにケーキを1個置いて自分の部屋に戻って行くのが、 いつものパターンだった。 今年も買ってきたショートケーキを妻の遺骨の前に置いた。 妻... 続きをみる

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  • 喪失感・後悔・心配

    妻が亡くなって、喪失感・後悔・心配の雨が降り注ぐ中で 私は毎日を生きている。 妻が亡くなる前にも、嫌なことが続いたり、どん底感を味わう事が続いたり、 仕事がうまくいかなかったりすることは、何度もあった。 しかし、今感じている喪失感は、それらとは全く別物だということが、 自分が現在の環境に放り出され... 続きをみる

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  • 義姉から花が届く

    妻の一周忌である10月6日に、義姉から花が届いた。お礼の電話を入れようとしたが、その時義姉は電話に出なかったが、翌日、着信を見て電話が来た。 高齢の男性の孤独死が増えていることで、一人になった私を心配してくれてるようだった。いい人が現れたら再婚を考えてもいいのではという話もされた。 ただ今は妻のこ... 続きをみる

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  • 妻が亡くなって1年が過ぎました

    2017年10月6日、午前中いつものように看護師のおむつ交換の後、私はベッドの上で妻の横に寄り添っていた。 しかし、夕方うとうとして寝てしまった。1時間ほどして目が覚め、横にいる妻を見た。 もしかして息をしていないのでは。耳を妻の口元に近づけて確認すると息をしていないことがはっきりした。 主治医か... 続きをみる

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  • 怖いもの

    今の自分にとって怖いものは何なんだろう。 以前であれば、 怖い順に並べると、 妻の死、自分の死、両親の死、認知症、がん、地震、おばけ 嫉妬・妬み 現在はというと、怖いものはグッと減り、 以前に挙げた、妻の死、両親の死、は消え、 しいて挙げれば、 認知症くらいか。 自分の死、がん、地震、おばけ につ... 続きをみる

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  • 結婚式

    私は、過去の映像を集めて編集して、妻の動画を作っている。 2時間ほどの結婚式の動画をトリミングして、 18分ほどに短縮されたものにしている。 その作業をしていると、 若い時の自分に、一瞬であるが戻っている感覚になる。 作業は止まり、 気が付いたらその映像に見入る時間が長くなっている。 ここから妻と... 続きをみる

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  • 「変えられないもの」に対しての寛容さ

    ニュースなどで、 生活困窮者に対する炊き出しの風景を見ることがあるが、 炊き出しに来ている人の心理を考えて見ると、 空腹を満たせる喜びもあるだろうが、 こういうところに並ばないといけない自分の現状を見つめてみて、 周りが幸せそうな情景を見たときの疎外感の方が大きいのではないか。 肉体的な満足と精神... 続きをみる

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  • 本能

    テレビで聞いたのか、新聞のコラムで見たのか忘れたが、 アルツハイマーの人に2回来てもらい、好きな絵を聞いたら 同じ絵を選んだ。 これは、どういうことだろう。 記憶や思考能力が傷害されたとしても、 その人の本能は変わることなく、 美意識は保たれる ということなのだろう。 絵ではなく人に対しても、本人... 続きをみる

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  • 「二」か「一」か

    妻が生きている時は、明らかに二人の人間が存在した。 でも、今は、私という一人の人間しか存在しない。 果たして、そうだろうか。 今でも、二人が存在しているようにも思える。 リビングに置いてある箱の中には、妻の骨がある。 「骨」が人間でないとしたら、 私という一人の人間だけが存在していることになる。 ... 続きをみる

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  • 「素晴しい人生だった」と言いたい

    引き続き終活作業を行っており、 現時点での進行状況を記録しておきたいので、 それを、下に記した。 ■銀行   マンションの管理費、公共料金等、   引落し指定のある銀行を残して、解約出来るものは解約済。 ■ネット証券、生命保険、カード会社は継続。 ■スマホ、公共料金も継続。 ■部屋内の整理    ... 続きをみる

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  • 夢の中での“妻の寝顔”

    妻の夢を見た。 いつも私は、寝る時、 自分の部屋から寝室に移り、 妻が生前、寝ていたベッドの上で寝るのだが、 (妻はこのベッドで、添い寝していた私の横で亡くなっている) 昨日は、 自分の部屋でテレビを付けたまま寝てしまい、 目を覚ました時、 自分の部屋のベッドに居ることに気が付いた。 起きる直前に... 続きをみる

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  • “妻の記憶”と共に生きる

    妻の記憶は私の脳の中にある。 私だけが持ち得る唯一の記憶だ。 その記憶は、 時に、私に勇気を与え、 時に、私を温かい毛布をかぶせるように、 包み込んでくれる。 妻がいなくなって、当初は、 「生きる意味がなくなってしまった」 という思いが、 私の心の中を全面覆っていたが、 今は、 妻の記憶が、その雲... 続きをみる

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  • 車ごと川に落ちる夢 を見た

    久々に夢を見た。 悪い夢であり、ちなみに妻は登場していない。 比較的多いあっちこっち飛ぶような夢ではなく、 ストーリーは繋がっていて、しっかりしたものだった。 それ故に、起きたとき、夢だとわかってホッとした。 内容は、 私のお客さんを訪問するため、 上司(30代の時の支店長)を車の助手席に乗せて、... 続きをみる

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  • 最大の危機は終わっている

    今年も、はや1年の24分の1が終了した。 私は世界を語れるような人間ではないが、 世界は、いろんなリスクで覆い尽くされていることは、 何となく感じている。 世界の分断、物価高、戦争、地球温暖化(沸騰化)、地震、 台風などの災害、詐欺、等。 これらは、世界視点での話で、 自分には間接的の間接的という... 続きをみる

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  • 余命○○年

    “生” は人生の起点で、終着点の “死” まで、 ロープで繋がっている。 そのロープの上を、私たちは綱渡りをしながら、 終着点である“死”まで歩いている。 終着点は、人それぞれで、 どこが終着点なのかわからないまま、人々は歩き続けている。 みずから終着点を決めて、ロープから飛び降りる人もいる。 妻... 続きをみる

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  • 悲嘆の軽減方法

    今の私は、私ひとりで作られたものではない。 親をはじめ、兄弟、友人等、 いろんな人の影響を受けて作られてきたと思うが、 私が、最も大きな影響を受けたのは、妻だったと思ってる。 妻と出会ってなかったら、 今とは、少し違う自分になっていただろう。 結婚したのが、妻以外だったら、 その人の影響が入った私... 続きをみる

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  • 人生は、山と谷を繰り返す

    人生には波があり、山と谷を繰り返す。 私は、若い時は、 山の状態の時、 これが私の実力であり、私の人生だと思い込みがちで、 そのあと、ドーンと一気に下り、 谷の状態になることが多かった。 すると、今度は謙虚になり、しばらく、この状態に耐えていると、 再び山の状態になる。 すると、また自信過剰となり... 続きをみる

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  • 時間

    今年も、あと2ヶ月となった。 時間の経過が早く感じられる。 時間というのは不思議だ。 物理的には、一定の早さで時刻を刻んでいるのに、 あるときは長く感じ、あるときは短く感じる。 好きなことをやっていると、集中しているためか、 時間の流れが早く感じられ、 嫌いなことをやっていると、退屈で、集中力が拡... 続きをみる

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  • 「生」という点と、「死」という点

    人生は、 「生」の点と「死」の2点を結ぶ線上を、 生から死へと時間と共に進み、 「死」の点へ到達した時点で、終了すると考えている。 今、私は、その線上を、 「死」という点に向かって、進んでいる最中である。 一方、妻は、6年前に突然、ぷつんと線が切れて、 切れたところに、「死」という点が付いて、 妻... 続きをみる

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  • 守られている

    「神のご加護がありますように」  欧米人が使っているのを、よく耳にするが 日本語にすれば「お大事に」のような感じだろう。 個人的には、響きのいい言葉に感じる。 私は宗教人ではないのですが、宗教的な言葉には関心があります。 宗教の中に入っていくことには抵抗がありますが、 外から宗教を見ることは好きで... 続きをみる

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  • 生活と人生

    私は、毎日、 寝て、食べて、運動したり、テレビを見たり、 言わば、生活(生きて活動)している。 私は、並行して、 人生(人として生きている)を歩んでいる。 どちらも「生」とういう文字が入っていて、 生きているから経験していることと言える。 二つの違いと言えば、 「生活」は、肉体の維持のためというイ... 続きをみる

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  • 心の中の雨

    関東も梅雨が明けた。 これからは、雨が降らないので、より暑くなる。 空からの雨は降らなくても、 心の中の雨は降り続く。 妻が亡くなって一定の期間は、 台風の豪雨に対して、吹き飛ばされないように、 興奮気味に、ずぶ濡れになりながらも、 傘が飛ばないように、立ち向かっていた気がする。 最近は、妻の死を... 続きをみる

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  • 妻のような人が好きだった理由

    自然番組で南極大陸の特集をやっていた。 私は、このような自然を映す番組や、 生きものを扱った番組を見ることが多い。 ドラマのように、 人間が主役となり、今を描いている番組も嫌いではないが、 自然番組を見ていると、 地球の歴史や、生物の進化などに、こころが及んで行き、 時間軸が広がるのを感じるように... 続きをみる

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  • お金の話

    “お金”。 持っていて、損するものではない。 (それによって、相続問題で、親族間の争いが起こることもあるが・・・) と言っても、 使うまでは、ただの、紙、銅、アルミ、ニッケルにすぎない 「使うこと」によって、初めて価値が出る性格のものだ。 何に使う? 自分のために使う? 誰かのために使う? 私の場... 続きをみる

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  • 私が妻を看取った

    妻は、私より先に逝った。 そのため、妻は、私の人生を全部見ていない。 今、私は、妻の知らない人生を毎日更新しながら生きている。 一方、私は、 結婚後の妻の人生を全て見たことになる。 生前の二人の会話から、 妻は、 私を看取るよりも、私に看取られることを、 理想としていたように思う。 亡くなるのが逆... 続きをみる

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  • 光を求めて

    いま、私がいる場所は闇なのか、そうでないのか。 どちらかというと闇だろう。 闇の中にいる人は、 普通、光を求める。 何が、この闇に光を照らしてくれるだろうか。 宝くじが当たって手に入る1000万のお金か。 高層高級マンションに住む生活か。 何かで成功して、人からチヤホヤされることか。 はたまた、宗... 続きをみる

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  • 祭りのあとの「寂しさ」

    妻がいなくなった後の、心の状態をいくつか例えてみると、 祭りが終わった後の寂しさ。 あんなに熱気があった場所は、シーンと静まりかえり、 同じ場所の変化に、戸惑ってしまう。 「盛者必衰の理をあらわす」ということわざ。 (栄えはいつまでも続かない) これは、すべての人には、当てはまらないと思うが。 夏... 続きをみる

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  •  木曜日の1日

    木曜日、いつものようにテニススクールに行った。 レッスンが始まるまでの間、ベンチで座って待っていると、 時々、このクラスに振り替え受講してくる40代後半に見える女性が、 他の女性と会話をしていて、その内容が耳に入ってきた。 最初、子供の話をしていて、 私は、何となく聞いているという感じだった。 途... 続きをみる

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  • イタリア旅行の写真・動画

    終活活動の一環として、 妻と行った旅行先の写真・動画を、 パワーポイントを使ったスライドショー作成をしている。 家のパソコンには、パワーポイントのアプリが入っていないので、 毎週水曜日に通っている、パソコン教室のパソコンを使って 作成している。 それほど高くないようなので、パワーポイントアプリを買... 続きをみる

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  • 妻の命日に思う

    10月6日は、妻の命日だった。 妻が亡くなって、5年が過ぎた。 妻と私は、行事に関心のない夫婦だった。 私の誕生日に、24年間妻からのプレゼントは 1度もなかった。 (私の場合は、妻の誕生日に、ショートケーキを 買って帰っていたけれど・・・) クリスマスも何ら普通の日と変らなかった。 そういう形が... 続きをみる

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  • お金と幸せ

    私は、65歳から受給できる年金の繰下げ受給を選択していて、 3年が経過しようとしている。 受け取りを延ばしていくと、65歳からと比較して1年遅らすごとに、 8.4 %受け取り額が増える。 70歳まで受け取らないと、42%増額になる。 81歳くらいI以上生きれば、得することになる。 (将来、日本の年... 続きをみる

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  • 高度な精神

    台風が来ている。現在、北陸地域を通過中で、 関東では、風が断続的に吹いている程度だ。 世間は17日から19日まで、3連休だった。 会社員を終了している私には関係ない3日間だ。 19日は、「敬老の日」。 少しだけ、関係あるか。 ほとんど毎日1回は外出しているのだが、 17日、18日の2日間は、雨が降... 続きをみる

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  • 余生の過ごし方

    妻の闘病中、 処方箋を持って、徒歩5分くらいのところにある調剤薬局まで 二人で歩いて、痛み止めの薬を何度か受け取りに行っていた。 昨日、 昼食でオムライスが食べたくなり、 私は、それが食べられる目的の店に自転車で向かった。 店までの経路上にある、その調剤薬局の横を 通り過ぎようとした時、 後方より... 続きをみる

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  • “人間”に生まれて

    自転車で走っている時、 洋菓子店の前に設置されているベンチに座って会話をしている 若いカップルが目に入った。 男女が仲良くしている光景は、やはりいいもんだと思った。 自分には、もう経験出来ないことなのだが、 嫉妬という感情は出てこない。 人間だけでなく、動物、鳥であっても、 その光景は、同様にいい... 続きをみる

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  • “喪失感”を崖から突き落とす?

    妻を喪って、3年くらいまでは、喪失感の圧力にグイグイ押され、 後退を余儀なくされていた。 どこまでも押されて、 最後、崖から突き落とされるのではないか と思うこともあった。 4年8ヶ月経った今は、 喪失感の圧力に耐える踏ん張りのコツを掴んで、 押し返すことは出来ないが、後退せずに、 何とか踏み留ま... 続きをみる

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  • 妻が“アスペルガー”でなかったら

    ブログで何度か書いているが、 妻は発達障害の一つである「アスペルガー」だった。 (心療内科の診断は受けておらず、私の判断によるもので、妻は納得していた) 社会的なコミュニケーションが苦手で、生きづらさを持って生活していた。 アスペルガーは、一見して普通の人で、勉強は出来る人が多い。 私も出会った時... 続きをみる

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  • 絵本と大人

    私の「点」と妻の「点」が交わった。 「面」と「面」との交わりの確率はそこそこあるだろが、 点と点が交わる確率が極めて低い。 にもかかわらず、私と妻は交わった。 幸運だった。運命かもしれない。 しかし、 妻の「点」は消えてしまった。 いや、消えた訳ではない。 上から白の修正液が塗られて見えなくなった... 続きをみる

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  • メタバース

    “メタバース”という言葉を、最近よく耳にする。 仮想世界を指す言葉で、 インターネットで創られた仮想空間の中に、 自分が望む三次元の世界を創ることが出来る との説明がある。 「神の民主化」とも言われている。 仮想空間のいいところは、時間と空間を自由に操れることだ。 個々が、アバターに扮して、世界中... 続きをみる

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  • 「断捨離は続く」 続き

    2月17日のブログで「断捨離」をしていることを書いたが、 その続きを書きます。 かかった費用を知りたかったので、 今回のブログは、 それを記録として残すことを主な目的としています。 私のためのブログとなります。すみません。 ゆっくり進めようとしていた「断捨離」を、 急遽やることになった理由は、 近... 続きをみる

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  • 3回目の人生に入った

    会社の寿命の30年説というのがある。 景気の30年周期というのもある。 人生にも30年周期があるのか考えて見た。 最近、“人生100年”と呪文のように唱えられているが、 90歳まで生きたとして、30年周期とすると、 3つの人生を送ることになる。 私は、66歳なので、2つの人生はすでに終えたことにな... 続きをみる

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  • 毎日、緊迫のウクライナ情勢がテレビで流れている。 目の前に死が迫っている人の顔 死について真剣に考えている顔 引き締まっていて、その顔には少しもゆるみがない。 そういうウクライナ国民の、 辛そうな表情、悲しそうな真剣な表情を見ていると 自分の置かれている現状、生活は、恵まれているなと思いながら見て... 続きをみる

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  • 考え方を変えると

    人は何も持たずに生まれてくる。  そして、何も持たずに死んでいく。 たまに目にする言葉だ。 生まれて死ぬまでの間に  、 人は、家、お金、肩書き、評判、知人友人、などを手に入れ、 死ぬまで、それは大事なものとして持ち続ける。 その途中、 私には、上記に加えて、“妻”が加えられた。 そして、 妻と生... 続きをみる

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  • 第二幕への期待

    10月6日は、妻の命日、 15日は、私の誕生日、 そして、 19日には、妻の誕生日(生きていたら、62歳)が控えている。 残るは、私の命日のみとなっている。 私が、数年後、10月に亡くなるとしたら、 妻と私の  “生” と “死”  は、 すべて10月の箱の中に収まることになる。 そういうことで、... 続きをみる

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  • 寄り添いの光景

    人が寄り添っている姿を見ると、 見ている側は、心が温かくなるし、 それを見て、非難する人はおそらくいないだろう。 子供が、母親、父親に寄り添っている姿、 老夫婦が手をつないで、ゆっくりゆっくりと前へ進んでいる姿、 お互いに信頼している感じがする男女が、ベンチに座っている光景、 人間に寄り添う動物。... 続きをみる

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  • 故人に対し、やれることは何なのか

    20年前の 2001年9月11日朝、米同時多発テロが起こった。 ニューヨークのワールドトレードセンタービル2棟に、 ハイジャックされた旅客機が突入した。 そのビルの中で働いていた日本人24人を含む多くの人が亡くなった。 1995年1月17日 阪神・淡路大震災 2001年9月11日 米同時多発テロ ... 続きをみる

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  • 形見の効力

    先日、地下鉄の改札をICカード乗車券(PASMO)で入ろうとしたら、 残高不足で通過できなかった。 カードケースに、もう一つPASMO が入っていたので、それでタッチして 入ることが出来た。残高は3000円ほどあった。 なぜ私は、PASMOを2つ持っているのだろうと思い、 カードに表示されている記... 続きをみる

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  • “擬態”

    自分の身を守るため、姿、形を何かに似せて他の生物をだまし、 エサにならないようにする行為である“擬態”。 その例として、 枯れ葉に擬態して捕食者から身を守るチョウ。 ウミヘビに擬態して身を守るタコ。 これらは、「隠蔽擬態」。 花に擬態して、獲物をおびき寄せ捕らえるカマキリ。 これは、「攻撃擬態」の... 続きをみる

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  • “つがい”

    数字から受けるイメージがある。 『8』は末広がり、『7』はラッキーセブン、『1』はナンバー1 これらの数字は、私にとって、いいイメージがある。 対して、 悪いイメージの数字 『4』は“死”、『9』は“苦”を連想するため、 日本人からは嫌われている感じがする。 そして、 『6』は妻が亡くなった日。 ... 続きをみる

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  • 「悲しみ」と「妻」

    今の私の体の成分は、 “悲しみ”が97パーセント位占めている感覚だ。 残る3パーセントの“希望”は、片隅に追いやられている。 3年3ヶ月もこの状態が続き、常態化すると、 その状態に 不思議と体と心が、慣れて来ているのがわかる。 当然、好ましい状態とは言えない。 しかし、慣れては来ている。 言い換え... 続きをみる

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  • プロフィール

    今回のブログは、 妻に関する私の記録という意味で、 妻のプロフィールをただ書き並べました。 読む側からしたら、 面白いものではないと思います。 今すぐ他の人のブログに移るか、 耐えられるまで読むか  どちらかがいいと思います。 妻のプロフィールを左側に書き、右に私のものを加えました。 ■住んだ期間... 続きをみる

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  • 唯一無二

    ブログで、何度か「唯一無二」という言葉を使ってきた。 妻の姿が頭に浮かんだ時、 不思議とこの言葉が同時に頭の中に現われる。 妻が亡くなる前は、 この言葉が頭に浮かぶことは、ほとんどなかった。 妻がいることが当たり前だと思っていたため、 その言葉をわざわざ引き出す必要もなかったのであろう。 私は、こ... 続きをみる

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  • 幸せのカタチ

    一部を共用スペースとして開放しているビルが近くにあり、 私は、よくここを利用する。 新聞を読んだり、バイト関係の入力をしたり、 たまに本を読んだりしている。 図書館でもいいのだが、 こちらの方が、隣とのスペースが広くとられており、 この時期には、こちらでいいのではと思っている。 家の中でもやれるの... 続きをみる

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  • 「夢」を見た

    夢を見た。 4日連続、悪いことが起こる夢だった。 起きた時、見た内容を頭に焼き付ければ、 記憶として残るのだが、今回はそれをしていないので 内容までは覚えていない。 起きた時、夢だとわかり、よかったと思った。 4日間、 中学、高校、大学、社会人時代の知り合いが総出演している。 私の人生の総まとめを... 続きをみる

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  • 「おばけ」の思い出

    妻は生前、気分がいい時、 「おんぶおばけ」、「ひっつき虫」と言って 私の背中に飛び乗ってきたり、 私の部屋の入り口の、 廊下の、見えるか見えないかのところにしゃがんで、 「座敷わらし」と言って、私の笑いを誘う行為を見せていた。 妻は、私にとって、 「妻」であり、「娘」であったが。 この行為は、娘に... 続きをみる

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  • 挨拶の効用

    私の住まいの近くに、大きな高層ビルがあり、 その2階に広々とした共用スペースがある。 そこにいくつかの丸テーブルが置かれており、自由に使うことが出来る。 私は、空いている時間があれば、ここに来て 1~2時間過ごすことが多い。 そのテーブルは様々な人が利用している。 そのビル内で勤務していて、 買っ... 続きをみる

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  • “ヘッドスパ”の店に行きました

    24日の木曜日に、 予約が取れないことで有名なヘッドスパの専門店に 行きました。 テレビで紹介されているのを見て、 一度は行ってみたいと思っていた店だ。 先日、久しぶりに中村屋のカレーを食べに行って、 一時的ではあるが、喪失感の緩和に効果があったため。 カレーの“味覚”効果に続き、 今度はマッサー... 続きをみる

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  • “夢物語”

    最近、空を見上げることが多くなった。 妻が空の向こうにいるかも知れないという感覚が、 そうさせているのではないだろうか。 妻がいなくなって数年間は、 打ちひしがれて地面を見て歩くことが多かった。 地面を見ていた頃は、 妻を喪った悲しさが心全体を覆っていた。 空を見ることが多くなった今は、 わずかで... 続きをみる

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