これからも妻といっしょにの人気ブログ記事
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思い出は、なぜきれいに見えるのだろう。 思い出は、なぜセピア色なのだろう。 思い出は、なぜ私の胸を締め付けるのだろう。 思い出は、なぜ手を伸ばしても届かないのだろ。 私の頭の中には、なぜ妻の思い出しかないのだろう。 頭の中を隅々見渡すと、 端っこに、ほんの少しだけ妻以外の思い出を見つけることが出来... 続きをみる
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スーパーで、 何を買おうか ということだけに向いていた意識が、 流れていたBGMが耳に入った途端、 そちらの方に、意識が移った。 その曲は、 曲名を知ることなく、テレビなどで、時々耳にする曲であり、 パリの町並みを歩いている気にさせられるメロディーだ。 これまでは、何気なく聴いていた曲だが、 その... 続きをみる
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私が持っている “人との交流円” の直径が、 小さくなっていると感じている。 “普通の人”は、 もっと直径が大きい円を持っているようだ。 かつての私は、 普通の人並みの大きさの円を持っていた気がする。 大きい円を持っていると、 他の人の円と交わる部分が出来やすくなり、 人との交流で、しんどさ を感... 続きをみる
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ベッドで仰向けになり、ボーッとした状態で、 妻を想っていると、 昔、高校1年位の時に見た「ある愛の詩」という映画の ラストシーンが頭に浮かんできた。 この映画は、身分が違う二人の男女の、真っ直ぐな愛を描いた作品で、 “愛とは決して後悔しないこと” という名セリフがある。 私は、この映画を見たいと思... 続きをみる
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私は最近、外に出かけた時の楽しみを見つけた。 それは、 小さな子供を見る楽しみだ。 何が楽しいのか。 子供は、予測不能な動きをする。 昆虫も、予測不能な動きをする。似てる。 妻も、予測不能な動きをよくしてた。 子供は無垢で純粋。濁ってない。 ゴミボックスの穴の中を、頭が中に入ってしまうくらいの体勢... 続きをみる
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妻を知ったから、喪失感がある。 幸せを感じていたから、喪失感がある。 妻あっての喪失感ということか。 妻と出会うことがなかったら、 喪失感というものを経験せずに済んだだろう。 a 妻がいて幸せ > b 妻がいなくて不幸せ > c 妻自体を知らない これが、私が求める人生の順番だ。 妻は亡くなっ... 続きをみる
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妻を亡くしてからは優しさの需要と供給のバランスが崩れ、在庫がどんどん増えていく。 優しさの大量受け入れ先である妻がいなくなったためだ。 妻は無意識のうちに100パーセント優しくしたくなる対象だった。 人に優しくした後は、なんともいえない心地よさが残る。だから人はその心地よさを得るため人に優しくする... 続きをみる
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10月9日に不思議なことが2回起こった。 まず1回目、 朝起きてテレビを見ようとしてリモコンを探すが見つからない。 この部屋の中のどこかにあるはずなのだが、どうしても見つからない。 狭い部屋なので置いてある場所は限られており、見つからないのが不思議だ。 諦めてチャンネル変更をその都度テレビ本体のボ... 続きをみる
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19日、 夜中2時頃から、照明とテレビをつけたまま、寝てしまい、 4時頃、目を覚ました。 夢を見て、 起きる寸前の短い部分の内容は覚えている。 何かのイベントに参加していて、 帰ろうとすると雨が降り出し、タクシーで帰ることになった。 家に着き、会場に忘れ物をしたことに気付き、 会場の電話番号を検索... 続きをみる
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5年前に、妻は、宇宙へ帰って行った。 私の生活から、“大きな幸せ” が飛んで行ってしまった。 大きな幸せを、今後、経験することはないだろう。 これからは、 小さな幸せをつなぎ合わせながらの生活で、 大きな幸せの穴を埋めるしかない。 小さな幸せの一つとして、 食事がある。 私は、昼はほとんど外食にし... 続きをみる
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妻の“いいところ” (ぶれないところ、“あざとさ”とは無縁なところ、天然でかわいいところ、不器用なところ、物欲があまりないところ など) を、世の中で一番よく知っているのは、おそらく私だと思う。 私が、長所だと思っていても、 他の人から見れば、欠点になったりもするが、 私には、長所にしか見えなかっ... 続きをみる
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妻の夢を見た。 夢に妻が登場することは稀で、 今回は今年の5月以来となる。 いつもは、登場する妻の姿はおぼろげで、 輪郭がはっきりしないアバウトな妻であることがほとんどなのだが、 今回登場した妻は割と輪郭がはっきりしていた。 声も、妻の声だった。 そのため、 リアルな妻に会っているに近い感覚であっ... 続きをみる
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10月11日のブログで テレビのリモコンが見つからなくなり、妻の仕業ではないかと書いた。 14日、洗濯しようと思い、かごから洗濯物を取り出していたら、中からリモコンが見つかった。なぜこんな所で見つかったのか不思議だ。 結婚当初、二人はセミダブルベッドでいっしょに寝ていた。 妻は夜11時前に寝ること... 続きをみる
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妻の画像や動画を時々見る。 頭の中に映し出される“妻”と、 画像や動画に映っている“妻”との間に ズレがないと感じた時、 ホッとするところがある。 どういうことかと言うと、 自分の妻に対する記憶が、 まだ衰えていないことを確認出来た安堵感とでもいうのだろうか。 妻は間違いなく死んだことは認めるが、... 続きをみる
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昨日、29日からゴールデンウィークに入った。 外食をするため、自転車で町の中を走っていると、 すれ違う人の顔つきが、例外なく高揚している。 会社での管理から開放され、 時間を自由に使える期間が始まることから、 そういう顔になるのは、よくわかる。 コロナ禍の時に比べて、 人が一気に増えているのと、外... 続きをみる
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妻を体の感覚機能で感じたい。 目、耳、鼻、口、脳、心、神経 妻の目を見て妻の表情が→私の目に入り→私の脳が妻の表情を認知する、 妻が口を使って出た言葉→私の耳に入り→私の脳が反応する、 妻の肌に→私の肌が接することで→私の脳内にアドレナリンが発生する 妻からだけでなく、私から始まって、 最終的にア... 続きをみる
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今回の文章は、SFチックなものになりました。 亡くなった人を、存在しているように描こうとすると、 SF 風な文章になります。 今、私は、 “現実世界” と “妄想世界” の間を、 行ったり来たりの生活をしていますが、 今回の文章を書いている時期は、妄想世界にいる時期に当たり、 SF的な文章は書きや... 続きをみる
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ウクライナの現状を伝える番組を、何気なく見ていた。 小学校での子供のクリスマス発表会のあと、 兵士として戦っている父親が前に出て、 小学生や母親の前で、こう語りかけた。 「私たちの武器は、西側諸国からもらっている兵器ではなく家族です。 戦地で寒くて濡れていても、砲撃音が聞こえても 家族の写真を見る... 続きをみる
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自転車で前方を走る70代前半くらいのおばあさん(?)が、 後ろを確認せずに私の目の前で急に右折しようとして、 私の自転車にぶつかった。 おばあさんは、私の自転車の前で、倒れた。 その時、私は、瞬間的に、「なんだよ」と怒りが頭をよぎったが、 倒れたあと、起き上がっているおばあさんの姿と表情を見て そ... 続きをみる
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8月30日、火曜日、毎年受けている区の健診に行ってきた。 血圧 118/81 まずまず。 腹回り 94センチ。基準の90センチを今年もオーバーした。 問題は血糖値。今年も糖尿病予備軍となるか? 血糖値や、数種類のがん検査の結果は、1ヶ月ほど先に、郵送されるとのこと。 採血の後、胃の検査に移り、 バ... 続きをみる
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誕生日にはいつもショートケーキを5、6個買って妻に渡していた。 「僕はいらないから全部食べてね」と言って渡すのだが、 少しして、妻は私の部屋に入ってきて 何も言わずにケーキを1個置いて自分の部屋に戻って行くのが、 いつものパターンだった。 今年も買ってきたショートケーキを妻の遺骨の前に置いた。 妻... 続きをみる
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2017年10月6日、午前中いつものように看護師のおむつ交換の後、私はベッドの上で妻の横に寄り添っていた。 しかし、夕方うとうとして寝てしまった。1時間ほどして目が覚め、横にいる妻を見た。 もしかして息をしていないのでは。耳を妻の口元に近づけて確認すると息をしていないことがはっきりした。 主治医か... 続きをみる
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ニュースなどで、 生活困窮者に対する炊き出しの風景を見ることがあるが、 炊き出しに来ている人の心理を考えて見ると、 空腹を満たせる喜びもあるだろうが、 こういうところに並ばないといけない自分の現状を見つめてみて、 周りが幸せそうな情景を見たときの疎外感の方が大きいのではないか。 肉体的な満足と精神... 続きをみる
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引き続き終活作業を行っており、 現時点での進行状況を記録しておきたいので、 それを、下に記した。 ■銀行 マンションの管理費、公共料金等、 引落し指定のある銀行を残して、解約出来るものは解約済。 ■ネット証券、生命保険、カード会社は継続。 ■スマホ、公共料金も継続。 ■部屋内の整理 ... 続きをみる
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妻の夢を見た。 いつも私は、寝る時、 自分の部屋から寝室に移り、 妻が生前、寝ていたベッドの上で寝るのだが、 (妻はこのベッドで、添い寝していた私の横で亡くなっている) 昨日は、 自分の部屋でテレビを付けたまま寝てしまい、 目を覚ました時、 自分の部屋のベッドに居ることに気が付いた。 起きる直前に... 続きをみる
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妻の記憶は私の脳の中にある。 私だけが持ち得る唯一の記憶だ。 その記憶は、 時に、私に勇気を与え、 時に、私を温かい毛布をかぶせるように、 包み込んでくれる。 妻がいなくなって、当初は、 「生きる意味がなくなってしまった」 という思いが、 私の心の中を全面覆っていたが、 今は、 妻の記憶が、その雲... 続きをみる
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久々に夢を見た。 悪い夢であり、ちなみに妻は登場していない。 比較的多いあっちこっち飛ぶような夢ではなく、 ストーリーは繋がっていて、しっかりしたものだった。 それ故に、起きたとき、夢だとわかってホッとした。 内容は、 私のお客さんを訪問するため、 上司(30代の時の支店長)を車の助手席に乗せて、... 続きをみる
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今年も、はや1年の24分の1が終了した。 私は世界を語れるような人間ではないが、 世界は、いろんなリスクで覆い尽くされていることは、 何となく感じている。 世界の分断、物価高、戦争、地球温暖化(沸騰化)、地震、 台風などの災害、詐欺、等。 これらは、世界視点での話で、 自分には間接的の間接的という... 続きをみる
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人生には波があり、山と谷を繰り返す。 私は、若い時は、 山の状態の時、 これが私の実力であり、私の人生だと思い込みがちで、 そのあと、ドーンと一気に下り、 谷の状態になることが多かった。 すると、今度は謙虚になり、しばらく、この状態に耐えていると、 再び山の状態になる。 すると、また自信過剰となり... 続きをみる
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人生は、 「生」の点と「死」の2点を結ぶ線上を、 生から死へと時間と共に進み、 「死」の点へ到達した時点で、終了すると考えている。 今、私は、その線上を、 「死」という点に向かって、進んでいる最中である。 一方、妻は、6年前に突然、ぷつんと線が切れて、 切れたところに、「死」という点が付いて、 妻... 続きをみる
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自然番組で南極大陸の特集をやっていた。 私は、このような自然を映す番組や、 生きものを扱った番組を見ることが多い。 ドラマのように、 人間が主役となり、今を描いている番組も嫌いではないが、 自然番組を見ていると、 地球の歴史や、生物の進化などに、こころが及んで行き、 時間軸が広がるのを感じるように... 続きをみる
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妻がいなくなった後の、心の状態をいくつか例えてみると、 祭りが終わった後の寂しさ。 あんなに熱気があった場所は、シーンと静まりかえり、 同じ場所の変化に、戸惑ってしまう。 「盛者必衰の理をあらわす」ということわざ。 (栄えはいつまでも続かない) これは、すべての人には、当てはまらないと思うが。 夏... 続きをみる
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終活活動の一環として、 妻と行った旅行先の写真・動画を、 パワーポイントを使ったスライドショー作成をしている。 家のパソコンには、パワーポイントのアプリが入っていないので、 毎週水曜日に通っている、パソコン教室のパソコンを使って 作成している。 それほど高くないようなので、パワーポイントアプリを買... 続きをみる
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妻を喪って、3年くらいまでは、喪失感の圧力にグイグイ押され、 後退を余儀なくされていた。 どこまでも押されて、 最後、崖から突き落とされるのではないか と思うこともあった。 4年8ヶ月経った今は、 喪失感の圧力に耐える踏ん張りのコツを掴んで、 押し返すことは出来ないが、後退せずに、 何とか踏み留ま... 続きをみる
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ブログで何度か書いているが、 妻は発達障害の一つである「アスペルガー」だった。 (心療内科の診断は受けておらず、私の判断によるもので、妻は納得していた) 社会的なコミュニケーションが苦手で、生きづらさを持って生活していた。 アスペルガーは、一見して普通の人で、勉強は出来る人が多い。 私も出会った時... 続きをみる
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2月17日のブログで「断捨離」をしていることを書いたが、 その続きを書きます。 かかった費用を知りたかったので、 今回のブログは、 それを記録として残すことを主な目的としています。 私のためのブログとなります。すみません。 ゆっくり進めようとしていた「断捨離」を、 急遽やることになった理由は、 近... 続きをみる
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会社の寿命の30年説というのがある。 景気の30年周期というのもある。 人生にも30年周期があるのか考えて見た。 最近、“人生100年”と呪文のように唱えられているが、 90歳まで生きたとして、30年周期とすると、 3つの人生を送ることになる。 私は、66歳なので、2つの人生はすでに終えたことにな... 続きをみる
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20年前の 2001年9月11日朝、米同時多発テロが起こった。 ニューヨークのワールドトレードセンタービル2棟に、 ハイジャックされた旅客機が突入した。 そのビルの中で働いていた日本人24人を含む多くの人が亡くなった。 1995年1月17日 阪神・淡路大震災 2001年9月11日 米同時多発テロ ... 続きをみる
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24日の木曜日に、 予約が取れないことで有名なヘッドスパの専門店に 行きました。 テレビで紹介されているのを見て、 一度は行ってみたいと思っていた店だ。 先日、久しぶりに中村屋のカレーを食べに行って、 一時的ではあるが、喪失感の緩和に効果があったため。 カレーの“味覚”効果に続き、 今度はマッサー... 続きをみる
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