これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

AIとアナログ

過去は変えられない。
その変えられない過去に、いろいろ想いをめぐらせるのが人間。


AIなら、変えられないものに、想いを寄せるような不合理なことはしないだろう。
合理的なのである。


すでに、終わっていて、決して変えられないものに固守し、
想い続けるのが人間
人間は合理的でない生き物なのだ。


そういう点で、
AIの方が、人間よりも優れていると言えるかもしれない。


後悔や悲しみは、過去に目を向けるから、
発生するものである。


私がAI知能を有するロボットになれば、
後悔や悲しみという感情は、生まれないだろう。


でも、
妻の思い出後悔悲しみはセットになっていて、
「思い出だけを売ってください。後悔、悲しみはいりません。」
と言っても、
「セットでしか売れません」と言われてしまうだろう。


今後も、妻と歩んで行くためには、
「後悔」や「悲しみ」という荷物?を担いで歩くしかない。


現代人には、
人間よりも、スマホと接しているほうが感動するという人が多くいる。 


私は、アナログ人間なので、
スマホで感動することは、ほとんどない。
あんなちっちゃな画面に吸い込まれたくないとも思っている。


でも、私は、現代人ではないが、現代に住んでいるので、
生活がマイナスにならない程度に、スマホ等は使っている。


先日、デスクトップのパソコンが固まった。
回復方法を調べたいと思うが、
パソコンが固まっているので、インターネットを見ることが出来ない。


しょうがなく、スマホの小さな画面で調べることにした。
そこに書かれてある方法を試してみたが、どの方法でも回復に至らなかった。


以前に、固まった時、
一夜明けて、パソコンの電源を入れると、回復したことがある。
今回もそれを期待して、翌朝、電源を入れてみた。
だが、やはり固まったままだった。


最後の手段で、パソコンドラブル対応会社に電話して、
出張サービスを翌日受ける予約をした。
8800円かかるとのこと。


予約後、
ダメ元で、もう一度、スマホを開いて、対処方法を探してみた。


タスクマネージャー → サインオフ という、
それまで見なかった対処方法を見つけた。
多分ダメだろうと思いながら実行したところ、
見事に固まりは解けて、パソコンは正常に作動し始めた。


今回、トラブルが修復したことで、
ホッとしたと同時に、
完全なアナログ志向人間だと思っていた私が、
インターネットが使えなくなることに動揺していたことに気が付いた。


AI世界に、完全に取り込まれているように感じた。
少し残念な気もした。


サッカーワールドカップで、日本は、コスタリカに0-1で敗れた。
有利と言われていたが、そこが、落とし穴になるかもと思っていた。
ドイツに勝った後でもあるので・・・。
残念ながら予感は当たってしまった。


意識レベルとしては、選手も監督も気は引き締めていたことは間違いないが、
無意識レベルでは、「勝つはず」という思いがあったかもしれない。
そのため、こころにタメがなく、少し前のめりになっているように見えた。
(私の個人的感想です)

×

非ログインユーザーとして返信する