これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2023年4月のブログ記事

  • 過去を引きずって生きる

    昨日、29日からゴールデンウィークに入った。 外食をするため、自転車で町の中を走っていると、 すれ違う人の顔つきが、例外なく高揚している。 会社での管理から開放され、 時間を自由に使える期間が始まることから、 そういう顔になるのは、よくわかる。 コロナ禍の時に比べて、 人が一気に増えているのと、外... 続きをみる

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  • もう一度、「五感」で妻を感じたい

    妻を体の感覚機能で感じたい。 目、耳、鼻、口、脳、心、神経 妻の目を見て妻の表情が→私の目に入り→私の脳が妻の表情を認知する、 妻が口を使って出た言葉→私の耳に入り→私の脳が反応する、 妻の肌に→私の肌が接することで→私の脳内にアドレナリンが発生する 妻からだけでなく、私から始まって、 最終的にア... 続きをみる

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  • 2つの世界のバランス

    今回の文章は、SFチックなものになりました。 亡くなった人を、存在しているように描こうとすると、 SF 風な文章になります。 今、私は、 “現実世界” と “妄想世界” の間を、 行ったり来たりの生活をしていますが、 今回の文章を書いている時期は、妄想世界にいる時期に当たり、 SF的な文章は書きや... 続きをみる

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  • 夢の中だけの妻では困る

    19日、 夜中2時頃から、照明とテレビをつけたまま、寝てしまい、 4時頃、目を覚ました。 夢を見て、 起きる寸前の短い部分の内容は覚えている。 何かのイベントに参加していて、 帰ろうとすると雨が降り出し、タクシーで帰ることになった。 家に着き、会場に忘れ物をしたことに気付き、 会場の電話番号を検索... 続きをみる

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  • 「生」と「死」

    「死」を怖いと思うか。 結論を先に言うと、 妻との生活があった時は、怖かった。 妻を喪った後は、それほど怖いものではなくなっている。 (実際に、死に直面した時は、やはり怖いと思うかもしないが・・・) 失うものがなくなった状態が、 そう思わせるのかもしれない。 妻の死が、 「死」について、考えるさせ... 続きをみる

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  • 妻の時代

    大量の文章データを学習して、 そのデータから自然で高度な文章で答えてくれる チャットGPT という対話型AIが話題になっている。 利用者が2ヶ月で1億人を超えたとのこと。 自動車が出てきた時や、インターネット、SNSの出現時のように、 社会が大きく変る分岐点となる予感がする。 チャットGPTがやる... 続きをみる

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  • 18時間の使い方

    私の今の生活は、 「ねばならない」から開放されたものとなっている。 それまでは、 老後のためにお金を増やさなければならない、 糖尿病予備軍から脱却するため、 食事に気をつけなければならない、運動をしなければならない、 会社で働かなければならない、朝早く起きなければならない、 人から、評価を得なけれ... 続きをみる

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  • 幸せは二度訪れるか?

    人と初めて会った時、当然、その人は初めて会う人である。 しかし、 妻と初めて会った時、 どこかで会ったような不思議な感覚があった。 その後、付き合い始めて、 一緒にいると、 妻に対し、懐かしいという感覚さえもあったような気がする。 間違いなく初対面なのに、この不思議な感覚は何だったのだろう。 付き... 続きをみる

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  • 物語の継続

    “妻と私の物語”は、 24年半かけて、二人で作り上げられてきた。 しかし、 共同制作者である妻の離脱により、物語の制作は途絶えた。 あと30年ほどかけて、 それまでの物語の修正すべきところは直して、 いいところは更に良くして、 ブラッシュアップをした物語を作って行くつもりだった。 物語は、ブラッシ... 続きをみる

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  • 妻のような人が好きだった理由

    自然番組で南極大陸の特集をやっていた。 私は、このような自然を映す番組や、 生きものを扱った番組を見ることが多い。 ドラマのように、 人間が主役となり、今を描いている番組も嫌いではないが、 自然番組を見ていると、 地球の歴史や、生物の進化などに、こころが及んで行き、 時間軸が広がるのを感じるように... 続きをみる

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