これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2019年9月のブログ記事

  • “枝”と“葉っぱ”だけで生きていくしかない

    妻といっしょに生活していた時は、 1日にやろうとしていたことが、70%くらいしか出来なかった。 一人になった今は、ほぼ100%こなすことが出来ている。 妻の“こだわり”からのハードルが、置かれることがなくなったからだ。 100mハードル走が、普通の100m走になったためだ。 こう話すと、それは良か... 続きをみる

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  • 「難民映画祭」に行きました

    毎年、9月から10月にかけて、「難民映画祭」が催される。 私は、この映画祭を5,6年前に知ってから、 妻が闘病中の年(2017年)を除いて、毎年行っている。 それで、先日も行ってきた。 350人前後が定員のところ、ほぼ満席だった。 数えた訳ではないが 男女は半々、10代から70代くらいまで、幅広い... 続きをみる

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  • 妻を思い続けることの充実感

    妻を喪って2年が経つが、 分かったことは、 ”喪失感”は、私が死ぬまで消えないということだ。 “帯状疱疹”という病気がある。 治った後も体内にウイルスが潜んでいて、 免疫力が低下した時に再びそのウイルスは活動し始め、再発症する と聞いたことがある。 喪失感も、このウイルスと同じで、体の中にずっと居... 続きをみる

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  • 「ふたりの人生」を、マラソンに例えると

    先週の日曜日、マラソンの五輪選考会レースを見ていた。 男女2人ずつ、4人の代表が決まる。 結局、決まったのは、男子で準本命が1人、そして、もう1人、 女子は、本命が1人、そして、もう1人 に決まった。、 レースを見ている時に、 “妻と私の人生”を、マラソンに例えると、どうなのかを考えてみた。 まず... 続きをみる

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  • 癌 告知から亡くなるまで 妻と過ごした137日 ⑲

    8月19日 妻は、「トマトが食べれなくなった。」と私に言った。 私は初めて、洗濯から折りたたみまで、妻なしで行った。 8月21日 アルバイトに出かける時、 私が「行ってくるよ」と言うと、 妻は、「じゃあねー」と、 久し振りに張りのある声で答えた。 やっぱり元気な妻はいい。 エネルギーをもらえる。 ... 続きをみる

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  • 天空の城ラピュタ「君を乗せて」

    天空の城ラピュタ「君を乗せて」 この曲を聴くと なぜか妻を感じてしまう。 「なぜなのか」 その理由は分からない。  歌詞と妻との関連性はない。 でもなぜかこの曲を聞くと、妻がそばにいる感覚になる 妻が持っていた目に見えない雰囲気と、 このメロディーの持っている何かとが、 同期する部分があるのだと思... 続きをみる

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  •  “喪失感が軽減される” 考え方

    私は、次のように考える時、 喪失感が軽減され、少しだけ、気落ちが楽になっていることに気づく。 神様は、すべての 「人」、「動物」、「植物」等に対して、 人生のストーリーを決めている。 それもすべてに理由があって決められている。 妻が亡くなった日時や、死ぬまでの過程、 それらすべてが、決められていた... 続きをみる

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  • “家庭”を 持っていないことに気づく

    近くにスーパーが無く、そこへ行くためには、 10分程、自転車を漕いで行くことになる。 往復20分程となる。 その区間は比較的人通りが多く、たくさんの人とすれ違う。 土日曜はほとんど家族連れだ。 ほとんどの人が幸せそうな顔をしている。 家族感が満載の中を、 私は、自転車で通り抜けていく。 私の場合、... 続きをみる

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