これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2024年2月のブログ記事

  • 結婚式

    私は、過去の映像を集めて編集して、妻の動画を作っている。 2時間ほどの結婚式の動画をトリミングして、 18分ほどに短縮されたものにしている。 その作業をしていると、 若い時の自分に、一瞬であるが戻っている感覚になる。 作業は止まり、 気が付いたらその映像に見入る時間が長くなっている。 ここから妻と... 続きをみる

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  • 「変えられないもの」に対しての寛容さ

    ニュースなどで、 生活困窮者に対する炊き出しの風景を見ることがあるが、 炊き出しに来ている人の心理を考えて見ると、 空腹を満たせる喜びもあるだろうが、 こういうところに並ばないといけない自分の現状を見つめてみて、 周りが幸せそうな情景を見たときの疎外感の方が大きいのではないか。 肉体的な満足と精神... 続きをみる

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  • 本能

    テレビで聞いたのか、新聞のコラムで見たのか忘れたが、 アルツハイマーの人に2回来てもらい、好きな絵を聞いたら 同じ絵を選んだ。 これは、どういうことだろう。 記憶や思考能力が傷害されたとしても、 その人の本能は変わることなく、 美意識は保たれる ということなのだろう。 絵ではなく人に対しても、本人... 続きをみる

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  • 「二」か「一」か

    妻が生きている時は、明らかに二人の人間が存在した。 でも、今は、私という一人の人間しか存在しない。 果たして、そうだろうか。 今でも、二人が存在しているようにも思える。 リビングに置いてある箱の中には、妻の骨がある。 「骨」が人間でないとしたら、 私という一人の人間だけが存在していることになる。 ... 続きをみる

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  • 「素晴しい人生だった」と言いたい

    引き続き終活作業を行っており、 現時点での進行状況を記録しておきたいので、 それを、下に記した。 ■銀行   マンションの管理費、公共料金等、   引落し指定のある銀行を残して、解約出来るものは解約済。 ■ネット証券、生命保険、カード会社は継続。 ■スマホ、公共料金も継続。 ■部屋内の整理    ... 続きをみる

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  • 「後悔」は「妻」

    私が仲良くしたくない相手の一つに、「後悔」がある。 にもかかわらず、 後悔は、私と仲良くしたいのか、いくら引きほどいても、 くっついてくる。 時に、腕を組んできたりする。 私は仲良くしたくない。 しかし、 ある時、後悔が腕を組んできた時、 何か懐かしい感覚を覚えた。 それは、妻がかつて私に腕を組ん... 続きをみる

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  • かわいい人

    妻を亡くした後に、 自分の中で大きく変わったと思うことの一つであるのが、 人の見方が変わったということです。 歩いていて、すれ違う女性はたくさんいるが、 以前は、背が高くモデルのようなスタイルの女性とすれ違うと、 すれ違った後、その人の残像が頭に残ったりしたのだが、 今は、ほとんど残ることはない。... 続きをみる

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  • 夢の中での“妻の寝顔”

    妻の夢を見た。 いつも私は、寝る時、 自分の部屋から寝室に移り、 妻が生前、寝ていたベッドの上で寝るのだが、 (妻はこのベッドで、添い寝していた私の横で亡くなっている) 昨日は、 自分の部屋でテレビを付けたまま寝てしまい、 目を覚ました時、 自分の部屋のベッドに居ることに気が付いた。 起きる直前に... 続きをみる

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  • 妻のいる場所へ

    辛い時に、その人を励ます言葉として、 どんなと時にも“できないという先入観”を持つな 諦めなければ必ず道はひらける どんな人間にも、必ずその人だけが持つ長所がある どんな人間にも、必ずその人だけが生きる理由がある など こういう言葉は、 若い時や妻が亡くなる前であれば、 生きるための薬として、効果... 続きをみる

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