これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2020年10月のブログ記事

  • “想像”に頼る

    先日、「ドラフト緊急生特番!お母さんありがとう」 という番組を見た。 会議での指名が予想される選手に焦点を当て、 再現ドラマを通じて、家族愛が描かれる番組だ。 最初に紹介された選手の話は、 母が腎臓がんとなり、弱音を吐かずに闘っていたのだが、 38歳で亡くなった。 母は、息子が小学校の時から、 将... 続きをみる

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  • 悲しみが深いほどいい

    悲しみはない方がいい。 辛い思いはしたくない。 誰もがそう思うのが普通だろう。 私も、悲しみを感じないようにするにはどうしたらいいか、 3年間ずっと考え続けている。 体が楽になりたいと思っている。 ここで、 ちょっと立ち止まってみて、 深い悲しみを持つことは、本当によくないことなのだろうか? と考... 続きをみる

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  • 妻の誕生日 ケーキを買う

    10月15日は、私の誕生日だった。 今年も、この地球上で迎えることとなった。 10月19日は、妻の61歳の誕生日だった。 妻は、この地球以外のところで、誕生日を迎えているはずだ。 たぶん。 いつものように、妻が好きだったケーキを買った。 いつもケーキを買っている店は、自転車で15分位のところにある... 続きをみる

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  • 妻の服の整理をやっと始めた

    妻は古着を買うことを趣味としていた。 電車で30分くらいの所にある古着屋に、 月1回は行っていた。 買って来た古着を家の中で着て、 鏡を見て、満足し、 その後、一度も着ないままの古着がいっぱいあり、 それを入れた収納ケースが、 部屋の中に7~8個は置かれている。 1LDKの部屋には多すぎて、 私は... 続きをみる

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  • ブログは“こころのセーフティネット”

    亡くなった妻のブログを書き始めて、2年が過ぎた。 ブログを書く行為が、 幾分喪失感の量を減らしている感覚がある。 書くという行為で心を整えるものとして、日記がある 日記は、 毎日の出来事や感想などを時系列に書き示し、 自分の記録という要素が強いのに対し、 ブログは、 その時感じたことを、 人に不快... 続きをみる

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  • “妻との想い出が入った袋”を抱えて

    妻が、宇宙に居場所を変えて、3年になる。 私は、今も、このせせこましい地球で、シコシコと生活している。 妻との想い出がいっぱい入った袋を脇に抱えて、 毎日を送っている。 その袋はとても重たい。 でも、暖かい。 その袋を持って生活することになった当初は、 その袋がとても重く感じ、毎日が辛くてしょうが... 続きをみる

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  • 妻のすべてを失った日

    3年前の今日、10月9日、 私は、亡くなった妻の、「直葬」を行った、 すなわち、通夜や告別式を行なわず、火葬のみを行った。 参列者は私だけ。 妻の親族には、母親と二人の姉がいるのだが、 闘病中、妻は、その人たちが見舞いに来るのを 何度も断り、一度も会うことはなかった。 そういうこともあり、参列は私... 続きをみる

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  • 今日は3回目の命日

    今日で妻が亡くなって3年が経つ。 1年前の三回忌の時とどう変っただろうか。 その日に書いたブログを読み返してみた。 妻への“想い”を決して弱めてはいけない。 妻の存在を薄めてはいけない。 妻を孤立させてはいけない。 と書いている。 当然、今も変わることはない。 1年前の“想い”に比べて、 今の“想... 続きをみる

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  • 命日を意識して

    ここ2,3日、気持ちがブルーな日が続いている。 特別嫌なことがあった訳ではない。 では、何がそうさせているのか。 考えたら予測出来た。 今日は、10月3日 妻の3回目の命日が3日後に迫っている。 それを感じているためだろう。 3年前の10月3日、 妻の死へのカウントダウンが始まっている時期だ。 主... 続きをみる

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