これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2018年12月のブログ記事

  • 入手不可能なものを求めることはばかげたことか?

    以前ほしかったものは、生死にかかわること以外のお金、 時間、健康、人からの評価 今は、全てが必要ないものとなった。 今、欲しいものは3つ思いつく。 一つ目 「タイムマシン」  タイムマシンがあれば、それに乗って、6年前に戻ることができる そこで健康診断に行こうとしない妻を説得する機会を得ることが出... 続きをみる

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  • 癌 告知から亡くなるまで 妻と過ごした137日 ⑥

    6月1日、在宅医院の先生が 男性のヘルパーといっしょに初めて訪れた。 血圧を測って、問診をして、約15分で終わった。 痛みを抑える            MSコンチン錠10mg  気分を落ち着かせる 吐き気を抑える ノバミン錠5mg 肛門部の炎症を抑える        ネリプロクト軟膏  が処... 続きをみる

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  • 癌 告知から亡くなるまで 妻と過ごした137日 ⑤

    妻は、自分が癌になったことを、友達だけでなく自分の母や姉に対しても 知らせないでほしいと私に言った。 妻の考えを尊重していこうと決めていたのだが、 義母や義姉達だけには伝えないといけないだろうと判断、 妻の2人の姉のうち、ひとりの姉に 妻が癌の告知を受け余命1年であることを伝えた。 その姉から義母... 続きをみる

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  • 癌 告知から亡くなるまで 妻と過ごした137日 ④

    妻と別々に寝ている時期、妻は「蝉がいつも同じ時間に鳴き出すのよ」と言っていた。 妻の部屋の窓からは大きな木が見え、そこから蝉の鳴き声が聞こえる。 5月27日、いっしょに寝ていて夜明け前、蝉が鳴き始めた。 妻が言っていた時間ぴったりの4時半だ。 妻は「蝉さん、目覚ましが無いのにえらいね。」と可愛くつ... 続きをみる

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  • 3年連続 喪中はがきを出すことになった

    2016年11月の母親(86歳)、2017年10月の妻(57歳)に続いて、 今度は、2018年12月父親(93歳) が亡くなった。 10日の朝7時に田舎の弟より電話がかかってきた。 父がそろそろだと言う。 現在父が入院している病院に、 姉と一緒に来ているとのこと。 すぐに病院に向かうことにして、旅... 続きをみる

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  • 癌 告知から亡くなるまで 妻と過ごした137日 ③

    5月24日、私は訪問看護ステーションに行き、 妻の末期癌のことを伝え今後の看護について相談した。 相談中、何度か涙が出そうになったがぐっとこらえて踏みとどまった。 看護が必要になった時に連絡するということで相談を終えた。 5月25日、夜、ふたりでベッドに並んで埋葬方法について話をした。 妻は散骨を... 続きをみる

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  • 癌 告知から亡くなるまで 妻と過ごした137日 ②

    前日、余命1年の告知受けたことを妻から伝えられ、 5月24日午前、今後の治療の方向性を決めるため ふたりでクリニックに行き医師に会った。 前日先生が妻から聞いた内容として、 奥さんは、数年前に膵臓癌の手術を行いその後亡くなった父親の病院での生活を見ており、手術は希望しないと言われていると、私に話し... 続きをみる

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  • 久しぶりに涙が出た

    今日は2人の老人を見た 夕方、マルエツに行き、みかんの箱売り、トマトの小箱、バナナ、たまご、辛子明太子等、たくさん買いだめをした。 私が品物を抱えて自転車に近づいた時、 70代後半に見える警備員がさっと近づいてきて にこにこして、積み込みを手際よく手伝ってくれた。 そして私が自転車をこぎ始めるまで... 続きをみる

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