これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2020年9月のブログ記事

  • 挨拶の効用

    私の住まいの近くに、大きな高層ビルがあり、 その2階に広々とした共用スペースがある。 そこにいくつかの丸テーブルが置かれており、自由に使うことが出来る。 私は、空いている時間があれば、ここに来て 1~2時間過ごすことが多い。 そのテーブルは様々な人が利用している。 そのビル内で勤務していて、 買っ... 続きをみる

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  • “ヘッドスパ”の店に行きました

    24日の木曜日に、 予約が取れないことで有名なヘッドスパの専門店に 行きました。 テレビで紹介されているのを見て、 一度は行ってみたいと思っていた店だ。 先日、久しぶりに中村屋のカレーを食べに行って、 一時的ではあるが、喪失感の緩和に効果があったため。 カレーの“味覚”効果に続き、 今度はマッサー... 続きをみる

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  • “夢物語”

    最近、空を見上げることが多くなった。 妻が空の向こうにいるかも知れないという感覚が、 そうさせているのではないだろうか。 妻がいなくなって数年間は、 打ちひしがれて地面を見て歩くことが多かった。 地面を見ていた頃は、 妻を喪った悲しさが心全体を覆っていた。 空を見ることが多くなった今は、 わずかで... 続きをみる

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  • “後悔”の存在

    一日中、何か胸の近くに引っかかるものを感じながら生活している。 この状態は、寝ている時を除いて、常にある。 それを感じるようになって、もう3年になる その引っかかるものとは何か。 それは、“後悔”だ。 この後悔の存在が、 毎日の生活を気持ち悪くさせている犯人だということが 最近分かって来た。 悲嘆... 続きをみる

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  • 妻の存在

    妻がいなくなって、もうすぐ3年になる。 時々、 妻の存在が私にとって何だったのか考えることがある。 以前は、妻がいた。 今は妻がいない。 この違いは、限りなく大きい。 妻を目の前にしている時、 自分が最も輝いているのを感じていた。 自分の一番いい面が自然に出てくるのを感じていた。 妻がいなくなって... 続きをみる

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  • 今の住まいは仮の住まい

    これから書くことは、「あの世」が存在することを前提としたもので、 すこしだけ、怪しい話になります。 想像の世界ではありますが・・・。 私たちは、人が亡くなった時、 「あの世に行った」という言い方をよくする。 「あの世に還る」だったらどうか。 前者が、「この世」を主体と考えることから出る言い方である... 続きをみる

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  • カレーライスの役割

    人間の世界で、誰が一番好きかというと、 妻だということは、今さら言うまでもない。 「人間の世界以外で好きなものは」となると 少し考えるが、 「カレー」 なのかなと思う。 インドカレー、さらさらのカレー、スープカレー、 子供の頃食べた母親が作ったカレー、 そば屋さんの黄色いカレー、レトルトカレーも大... 続きをみる

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  • 妻の動画を見て

    妻の遺骨箱に手を合わせる時、 横に立てかけているスナップ写真に目をやることで、 動いていない妻の姿は、毎日見ている。 動画については、 パソコン内のフォルダをクリックすることで 初めて見ることが出来る。 先日、久しぶりに妻の動画を見た。 いつもは、概ね1か月に1度のペースで フォルダをクリックする... 続きをみる

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  • 健康診断を受ける意味

    健康診断に行ってきた。 毎年受診しているクリニックであり、 妻が腹痛のため検査を受け、がんの疑いを告げられた場所でもある。 診察を座って待っている時、 妻の今後の治療について相談をした医師が、 廊下を歩いてきた。 目が合えば挨拶をしようと思っていたが 相手は私に気がつかず、目の前を通り過ぎて行った... 続きをみる

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