これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2019年1月のブログ記事

  • 犬が大好きだった妻

    1月28日 外を歩いている時、男性のお年寄りが連れた犬とすれ違いざま、 犬が私にすり寄ってきた。 男性は「こらこら」と笑いながら犬を制止しようとした。 しかし、犬はそれでも私に近づこうとしてくる。 私は犬の頭を撫でた後、その場を離れた。 そして、後ろを振り返ると、その犬はこちらを向いてじっと私を見... 続きをみる

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  • 見えるけど本物ではない。本物だけれど見えない。

    1月20日、父親の四十九日および納骨のため、 空港に向かうための地下鉄に乗った。 向かいの列の斜め前に、キャリーバッグを横に据えた女性が座っていた。 朝早いので、向かいの列の座席に座っていたのは彼女だけだった。 ちらっと顔を見ると、私の2歳年上の田舎にいる姉に似ていた。 下を向いていたので、はっき... 続きをみる

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  • 「妻の研究」を、生きる目的の一つにしたい

    昨日、父の四十九日で帰省するため、朝6時に家を出た。 まだ薄暗く、人の姿はない。 これは以前、妻との日帰りバス旅行の時に 何度も経験した光景だ。 その時を思い出し、急に寂しさがこみ上げて来た。 みぞおちの下から心臓の上あたりの胸中を嫌な風が吹く感じだ。 妻はこの時だけは、ものすごく早く駅に向かって... 続きをみる

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  • がんになるのが、もう少し後だったら

    日曜日に、「夢のメディア神殿2019」という番組を見た。 抗がん剤が効かなかった人がゲノム医療の治験を受けたことで、 大腸がんが小さくなった事例の紹介をしていた。 遺伝子のキズに対し、乳がんの薬が効くことで、 大腸がんが小さくなったという内容だった。 従来のがんの薬物治療のような臓器別の薬の投与で... 続きをみる

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  • 癌 告知から亡くなるまで 妻と過ごした137日 ⑦

    6月7日、私がアルバイトで出かけている時、妻に義母から電話が入った その会話内容を妻は私に話した。 「○○さん(私にこと)が全部背負うことはない。ひとりで何もかもやるのは大変だ。 私達も看護を手伝うから」と義母が妻に話したのに対して、 妻は「うちはそのようなシステム (主人がひとりでやるシステム)... 続きをみる

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  • 今日は嬉しいことがあった

    外から帰って来て、いつもの位置にバッグを置いた。 すると、その隣の台の上に置いてあるポケットアルバムが目に入った。 何気なくそれを開くと、結婚式の披露宴の時の写真が入っていた。 私と妻が写っているものは1枚も無く、 式に参列した人達が写ったものを集めたものだった。 今日、義姉宛ての寒中見舞いはがき... 続きをみる

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  • 今年の 妻宛の 年賀状 3枚

    去年の妻宛の年賀状は5枚。(この時、妻は既に亡くなっている) 妻が亡くなった事を、私はその人達に連絡していない そして今年、妻宛の年賀状が3枚来た。 友人3枚。  その中で、去年まで毎年来ていた年賀状で、今年は来なかった 1通の年賀状に気がついた。 その差出人は、妻の高校の同級生で、卒業後も妻が数... 続きをみる

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