これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

今日は嬉しいことがあった

外から帰って来て、いつもの位置にバッグを置いた。
すると、その隣の台の上に置いてあるポケットアルバムが目に入った。


何気なくそれを開くと、結婚式の披露宴の時の写真が入っていた。
私と妻が写っているものは1枚も無く、
式に参列した人達が写ったものを集めたものだった。


今日、義姉宛ての寒中見舞いはがきを作成した。
父の喪中はがきを出していなかったため、年賀状が来ていたためだ。


また、先日、妻が昔付き合っていた男性が結婚式に出席したことを、
私はブログに書いていた。


上記の義姉やその男性の写真が、そのポケットアルバムの中にあった。


部屋の整理中、台の上に、ポケットアルバムを置いた事を、
私が忘れているとも考えられるが
なぜかタイミングが合いすぎる。


妻がやったのだと考えるならば、妻は存在することになる。


そうではなく、たまたまだったのかもしれない。


それでも少し希望が出てきたことは確かだ。


毎日、どんよりとした曇り空だったところに、
少しだけ薄日が見えたような気持ちになった。


妻が亡くなってからは、何一つ喜びを得る対象が無くなっていた私にとって、
希望となり得る出来事だ。


妻の存在を感じることが、こんなに私を喜ばせ、心を軽くしてくれるものだ
ということがわかった。


今日のような行為を、妻が今後も続けてくれれば、
まだはっきりしない妻の存在について、確証が得られる。


時間がかかるかもしれないが、それが私の目指すゴールだ。

×

非ログインユーザーとして返信する