これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2023年11月のブログ記事

  • 人生は、山と谷を繰り返す

    人生には波があり、山と谷を繰り返す。 私は、若い時は、 山の状態の時、 これが私の実力であり、私の人生だと思い込みがちで、 そのあと、ドーンと一気に下り、 谷の状態になることが多かった。 すると、今度は謙虚になり、しばらく、この状態に耐えていると、 再び山の状態になる。 すると、また自信過剰となり... 続きをみる

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  • 愛しみ(かなしみ)

    新聞を読んでいると、 「かなしみ」について書いている随筆があった。 「かなしみ」については、 私の人生で、今後、ずっと付き合っていくはずの命題であり、 関心を持って読んだ。 「かなしみ」を漢字で書くと、「悲しみ」「哀しみ」だけれど、 「愛しみ」と書いても、「かなしみ」と読む。 字のごとく、誰かを愛... 続きをみる

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  • 俯瞰的見方

    妻の死という経験をしたあと、 喪失感を抱えた人生になってしまったが、 心の質に目を向けると、 以前より、成長しているように感じている。 自分のやってること、他人のやっていることを 俯瞰して見るようになった自分に気付く。 妻が死んでいくのを見て、 「生」と「死」、「命」というものを考えるようになった... 続きをみる

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  • 妥協力が身につけば

    私の人生は、大きく二つに分けられる。 妻が亡くなるまでが前編、それ以降が後編。 この前編と後編の間には、大きな溝が出来ていて、 言ってみれば対立している。 後編から見ると、輝いている前編が羨ましく、嫉妬さえ覚える。 前編には、家族が存在し、共感し合える相手がいて、 人生に対し、真面目に取り組もうと... 続きをみる

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  • 妻の声に耳を澄ます

    私は毎日、妻の声に耳を澄ましている。 それは、 耳からは入って来ない。 (妻がいた時は、耳から入って来ていた) 「頭の中」で発生し、「心」を経由した後、聞こえてくる「声」だ。 その声は、 妻のかわいい声を、ほぼ完全に再現している。 このことは、 私が、妻の記憶を鮮明に保てていることに他ならない。 ... 続きをみる

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  • 私を支えているもの

    “妻がいた時”と、“一人になった今”とを比べてみた。 健康面では、良くなったことが多い 妻がいた時は、腰痛がひどくて、 5年間休止していたテニスだったが、 妻が亡くなった翌々年より再開し、 当初は腰をかばいながらのテニスだったが、 3ヶ月ほど前から始めた独自に考えたストレッチ効果が、最近出始め、 ... 続きをみる

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  • “昭和”

    喪中ハガキが届いた。 小学5年から高校3年まで同じ学校で、 中学と高校の軟式テニス部で一緒だった友人からであり、 今年、姉(73歳)と奥さんの母親(94歳)が亡くなったというものだった。 姉を亡くした彼の心を気遣うとともに、 私の姉は71歳なので、 亡くなっている母親、妻、父親に続いて、 姉弟妹そ... 続きをみる

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  • これからどう生きる

    私は過去を経て、今を生きている。 過去の中には妻との生活があった。 過去の中で、最も大きな出来事だった。 二人の生活は終わりを告げ、一人の生活へと変った。 今後、どういう生き方をしたらいいのだろう  と考えながら生きている。 まだ確たるものは得られてなく、いろいろ模索している。 妻がいる時に考えて... 続きをみる

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  • 「追っかけ」、「推し活」

    妻が、昔、 「私、“追っかけ”をしたことがないのよ」と言ったことがある。 今は、「追っかけ」という言葉は聞かなくなったが、 今で言う「推し活」に近いのかと思う。 最近は、中高年の女性も、ジャニーズや韓ドラなどで、 「推し活」にはまっている人が多いみたいだが、 妻の場合は、 テレビでそういう人が出て... 続きをみる

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  • 時間

    今年も、あと2ヶ月となった。 時間の経過が早く感じられる。 時間というのは不思議だ。 物理的には、一定の早さで時刻を刻んでいるのに、 あるときは長く感じ、あるときは短く感じる。 好きなことをやっていると、集中しているためか、 時間の流れが早く感じられ、 嫌いなことをやっていると、退屈で、集中力が拡... 続きをみる

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