時間
今年も、あと2ヶ月となった。
時間の経過が早く感じられる。
時間というのは不思議だ。
物理的には、一定の早さで時刻を刻んでいるのに、
あるときは長く感じ、あるときは短く感じる。
好きなことをやっていると、集中しているためか、
時間の流れが早く感じられ、
嫌いなことをやっていると、退屈で、集中力が拡散しているためか、
時間が遅く感じる。
ただ、
今はひとり生活で、決して、私が求めている生活ではないのに、
時間を早く感じている。
おそらく、
毎日、やることを決めて、
それを全部こなそうとしているため、
時間に追われているような感覚が、
そう思わせているのかもしれない。
子供の頃は、1年が長くゆっくりだと感じていたと思うが、
年をとると短く感じるのは、
ある法則によると、
歳をとるにつれて、人生における1年の比率が小さくなるため、
体感として1年が短く感じるらしい。
妻との生活は、24年半だったが、
この24年半を長く見るか、短く見るか。
配偶者との生活期間が、もっと短かかった人は、長いと感じ、
もっと長かった人から見れば、短いと感じるのではないか。
これは、数字の比較からくるものであろう。
妻がいた24年半 は短かったが、
これから24年半 生きたとしたら、
その24年半は長く感じるかもしれない。