これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2019年12月のブログ記事

  • 来年の抱負

    今年もあと2日となった。 昨日の昼食は、割引券を持っているラーメン店に行った。 一人なのでカウンターに案内された。 私の隣は20代に見える父親と、小学校低学年と思われる男の子。 見渡すと、満席で、外国人の4人家族を含めて、すべてが家族連れだ。 一人で席に座っているのは私だけみたいだ。 みんな楽しそ... 続きをみる

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  • 同僚との飲み会

    24日、クリスマスイブ。 昼、 ショートケーキを買いに出かけ、妻の遺骨箱の前にお供えした。 夜、 新卒で入社し22年間勤めた会社の仲間との飲み会に参加するために 出かけた。 参加メンバーは、私を含めて4人。 うち2人は、正社員を続けている。 もう一人は、今年3月、会社を辞め、 週2回高尾山に登った... 続きをみる

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  • 癌 告知から亡くなるまで 妻と過ごした137日 ㉓

    9月29日 朝、5時半、妻は桃ゼリーを食べ、水を飲み、鏡で自分の姿を数秒見た後、水洗いを行なった。 私は、その日、アルバイトに出かけた。 9月30日 10時 もう一人の主治医である女医さんより電話があり、話をした。 妻はあとどの位生きられるかを聞いたところ、 「そう長くはなく、明日亡くなることもあ... 続きをみる

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  • “寿命”は決まっている

    人間には寿命がある。 それは、生まれた時に、すでに決まっている。 3歳で亡くなる子供。100歳超えて亡くなる人、 それは、人により大きく異なる。 永遠に生き続ける人はいない。 人は必ず1度生まれて、1度死ぬ。 これだけを考えれば平等だ。 妻は57歳で亡くなった。 57歳が寿命だった。 平均よりだい... 続きをみる

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  • 認知症

    今年の8月頃から、マンションの両隣に老夫婦が引越してきている。 理由はわからないが、おじいさんとおばあさんの部屋を別に借りている。 見た感じ80代だ。 おばあさんは、認知症のようで、 時々徘徊して、警察官や見知らぬ人が、 おばあさんを部屋まで連れてくる場面が、何度かあった。 「おばあさん、部屋はど... 続きをみる

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  • 妻の居場所

    妻の居場所は、私と二人だけでいる時間と空間だけだった。 実家、派遣先の職場という、他にも妻が身を置く時間、場所はあったが、 こころを解放し、妻の良さが出るのは、 私といっしょにいる時だけだった。 妻は、独特の価値観を持ち、まわりの空気を必要以上に読むことはなかった。 そういう妻の独自性が、 マイノ... 続きをみる

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  • 3つの人生+第4の人生

    私は、現在まで、三つの人生を経験している。 一つ目は、生まれて、学校へ行き、就職して、妻と出会うまでの生活 二つ目は、妻と出会い、一緒に暮らした24年半 三つ目は、妻が亡くなった2年前から、現在まで そして今後も続く。 それは、あと5年か、10年か、30年か、分からない。 二つ目が一番いいのは、言... 続きをみる

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  • 週一日だけの安堵

    毎週木曜日に通うことにしたテニススクールに行った。 いつも最後に行なう試合に負けた。 なぜか、今回は悔しいと思った。 妻が亡くなってなってからは、 生活の中で、自分にどんな結果が出ようと、 「どうでもいい」と思うようになっていたのに、 今日は違っていた。 この世で、より良く生きたいという気持ちが戻... 続きをみる

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  • 与え切れなかった 無念、後悔

    妻を亡くした後、心の中に、何か イヤ~なものが、 消えずに残っている。 このモヤモヤとした感覚はどこから来ているのだろう? 消化されずに、物が胃の中に残ったままでいるような感覚が、心の中にある。 その残存物とは、 妻に与えたかったにも関わらず、与え切れず残ってしまった物である。 何を与えたかったか... 続きをみる

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