これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

週一日だけの安堵

毎週木曜日に通うことにしたテニススクールに行った。


いつも最後に行なう試合に負けた。
なぜか、今回は悔しいと思った。


妻が亡くなってなってからは、


生活の中で、自分にどんな結果が出ようと、
「どうでもいい」と思うようになっていたのに、
今日は違っていた。


この世で、より良く生きたいという気持ちが戻りはじめたのか。
妻を亡くして2年が過ぎ、悲嘆から抜け出しかけているのか。


また、午前のテニスをした後は、その日一日、気持ちが軽くなる感覚がある。


喪失感の量は変わっていないけれど、


運動をした後の“爽快感”が、
“喪失感”を少しだけ薄めているような感じだ。

とは言っても、
翌日、目を覚ました時点で、“爽快感”は無くなり、
元の状態に戻ってしまうのだが・・・。


それでも、
今まで、週の7日間すべて喪失感で覆われていたことを考えたら、
週の7分の1だけでも、そういう日があることで、救われた気分になる。

テニスを始めたのは正解だった。
                                


このブログは、
テニスをして、気持ちが軽くなっている状態で書いているので
このような文章になっているが、


これから寝て、そして朝起きた時、
再び強い喪失感と向き合う日々に戻るはずだ。


耐えるのは、6日間だ。

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