これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2022年11月のブログ記事

  • AIとアナログ

    過去は変えられない。 その変えられない過去に、いろいろ想いをめぐらせるのが人間。 AIなら、変えられないものに、想いを寄せるような不合理なことはしないだろう。 合理的なのである。 すでに、終わっていて、決して変えられないものに固守し、 想い続けるのが人間。 人間は合理的でない生き物なのだ。 そうい... 続きをみる

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  • いい夫婦

    11月22日は「いい夫婦の日」だった。 この「いい夫婦の日」は、 1988年に(財)日本生産性本部が、夫婦で余暇を楽しむゆとりあるライフスタイルの 提案のために制定されたと説明されている。 “語呂合わせ” で、 11(いい)22(夫婦)から、この日を記念日にしたとのこと。 語呂合わせの記念日はたく... 続きをみる

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  • 妻の近況

    過去、今、未来。 人生の時間軸を俯瞰して見てみる。 過去は「線」、 今は「面」、 人生の最後の瞬間は「点」、 と私は考える。 「生まれた瞬間」と「今」は、線で繋がっている。 過去の「今」が積み重なって、線として残っている。 「今」は、社会という「面」の中に存在し、 その中に、自分がいて、人がいて、... 続きをみる

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  • 逆転人生

    私の人生を、飛行機のフライトに例えて、表現してみた。 出発は1991年10月13日 午後、初めて会う妻とロビーで、待ち合わせ。 1993年4月18日に、飛行機に搭乗。 ここから、妻と私の隣り合わせの時間が始まった。 飛行機は問題なく離陸し、二つのエンジンは、問題なく作動して、 徐々に高度を上げて、... 続きをみる

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  • 生と死

    今回の文章は、死をテーマにしています。 苦手な人は多いと思います。 読まないで、他へ移ってもいいかもしれません。 「死」には二つの死があると思っている。 「肉体の死」 と 「心の死」。 私の場合、 肉体はまだ生きているが、妻の死とともに、私の心は死んだ。 今の私は、 “死んではいないが、生きてもい... 続きをみる

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  • アスペルガーの妻

    大人の自閉スペクトラム症(ASD)をテーマにした番組を見た。 たまたま見たのではなく、 テレビ番組表にあった番組名を見て、見るつもりで見た。 ASDとは、コミュニケーション・対人関係の困難とともに、 強いこだわり・限られた興味を持つという特徴がある発達障害 と説明されている。 ASDには、「アスペ... 続きをみる

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  • 祭りのあとの「寂しさ」

    妻がいなくなった後の、心の状態をいくつか例えてみると、 祭りが終わった後の寂しさ。 あんなに熱気があった場所は、シーンと静まりかえり、 同じ場所の変化に、戸惑ってしまう。 「盛者必衰の理をあらわす」ということわざ。 (栄えはいつまでも続かない) これは、すべての人には、当てはまらないと思うが。 夏... 続きをみる

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  • 「怒り」と「涙」

    一人生活になり、5年が過ぎた。 悲しさ、寂しさは消えることはないが、 それは、妻が形を変えたものだと考え直し、 毛嫌いしない心の状態に改めることで、 痛みをわずかながら軽減させている。 悲しさ、寂しさは、慢性的に存在している感じだが、 何かの刺激に反応して発生する感情として、 「怒り」と「涙」があ... 続きをみる

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  • 浄化

    妻の死から5年が経ち、妻がいないことへの諦めの感情も出るようになり、 感情の揺れ幅が縮小して、落ち着いてきたかのように感じていたが、 先日、パソコンで妻の動画を見ていたら、 無性に妻に会いたい気持ちが湧き出てきて、 よく”時薬”という言葉を聞くが、私には効かないな と思った。 毎日、遺骨箱の横に立... 続きをみる

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