これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2020年6月のブログ記事

  • 喪失感というウイルス

    コロナ対策の難しさは、“命”と“経済”の両立が出来ないこと。 一つを良くしようとすると、その分、片方が悪くなる。 あちらを立てればこちらが立たない。 二律背反 二者択一 こういうことは、世の中にいくつもある。 私の生活の中でも、 そういうことに出くわすことが度々ある。 それは、妻を思い出す場面で起... 続きをみる

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  • 心の整え方

    妻と過ごした24年6ヶ月、 100%手抜きなしの24年6ヶ月。 妻と出会うまでの38年、 手を抜いてるつもりはなかったが、 振り返ると、何となく生きていたような38年。 妻がいなくなってからの2年8ヶ月、 真剣に生きようとしなくなった2年8ヶ月。 過去となってしまったあの24年6ヶ月、 本気で生き... 続きをみる

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  • 私の妻 ⑦ 不器用だった妻

    4月、5月にコロナで中止となっていたバイト先のミーティングが 水曜日、リモートで行なわれた。 私は会社まで行く時間を別のことに使え、 会社としても、交通費の支出を減らせる。            いい点は多い。 しかし、IT化が進むことで、それがすべてだと思い込み、 アナログを軽視、馬鹿にする風潮... 続きをみる

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  •  “寿命”

    人間はなぜ死を恐れるのか。 私は妻と生活していた時と比べて、 恐れは十分の一くらいになったような気がする。 それは、 失うものがなくなったためかもしれない。 怖くなくなったからと言って、 それを選ぼうとは思っていない。 自分の命は天に任せるつもりだ。 そうすることで、 どういう生活をすれば長生きす... 続きをみる

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  • 「想うこと」 にはお金がかからない

    田舎にいる姉からラインが来た。 相続で、 父親名義を弟名義に変更して売り出していた空き家が、 売却出来たことを機に、 姉が管理していた現金のうち、 今後、“墓じまい”の可能性もあることから 菩提寺にかかるだろうお金は残し、 それ以外の現金を、4人(姉私弟妹)で分けようと思う。  という内容だった。... 続きをみる

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  • 運命の力

    妻との繋がりが続いている。 ずっと続いている。 時間がその強さを弱めていくことがあるが、 一向に弱まる気配はない。 何か、劣化させない力が働いているのだろうか。 その力というのを、私は分かっている。 それは、「運命」という力。 妻には、出会った時から運命を感じていた。 何か他の人と違うものを感じた... 続きをみる

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  • “無”を想うことは出来るか?

    妻のすべては無くなって、何も残っていない。 それとも、見えないけれど、何か残っている。 この、どちらかしかない この答えを、生きている間で、知ることは出来ない。 私は、後者だと思っているから 妻を毎日想い続けている。 もし前者のように、妻が“無”になっているとしたら、 無いものを思い続けることは可... 続きをみる

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  • 普通が大事

    以前は、 私は社会の中で普通の位置では物足りないと思っていた。 平均よりは裕福になりたいと思っていた。 社会で普通以上に認められる人でありたいと思っていた。 しかし、私は普通のままでここまで来た。 妻は、 普通以上であることを、私に求めることはなかった。 それは、妻にとって重要なことではなかった。... 続きをみる

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