これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2023年10月のブログ記事

  • 妻と喪失感

    何かを失った時、 喪失感というものが訪れる。 26日の木曜日から、インターネットが繋がらなくなり、 今日までの5日間、ネットを使わない生活を送った。 普通にあると思っていたものが無くなり、 少し大げさかもしれないが、「喪失感」らしきものを、 5日間味わった。 線の抜き差しや、プロバイダーの会社に相... 続きをみる

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  • 高いハードル

    パソコン内の妻の動画を整理していたら、 2014年11月に、1泊旅行で「伊東」に行った時、 宿泊先に置かれていた卓球台で、卓球をする二人の動画があった。 決して運動神経の良くない妻は、 度々空振りをしていたが、 その都度、「フフフ」と、口を手で押さながら、微笑んだ顔で、 ピンポン球を拾いに行く姿が... 続きをみる

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  • 不器用な人

    私が、それを聞いて、心が温まる言葉の中に、 「不器用」という言葉がある。 普通は、 「器用」が “優” で、 「不器用」が “劣” と考えられる。 不器用な人は、 特に会社などでは、注意されたり怒られたりすることが多くなる。 でも、 私の場合は、なぜか、「不器用」の方が “優” になる。 妻が、不... 続きをみる

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  • 妻は、今どうなっているのだろう

    亡くなった人のことを、 「天国に行った」、「お空から見てる」、「心の中にいる」 などのように、 あたかも、その人が存在するかのような表現がよくされているが、 そう言っている本人は、本当にそう思っているのだろうか。 「その人のすべては無くなり、終わった」 という言い方をする人は、ほとんどいない。 「... 続きをみる

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  • 頭の中は、ほぼ妻

    現在、私の頭の中を占めているのは、ほぼ妻であり、 パーセントで言うと、95%くらいという感じだ。 寝ている時は、さすがに妻のことは考えていないが、 ただ、 妻は、たまに夢に出てくるので、 この時は、妻を考えていることになる。 意識して妻のことを考えている訳ではなく、 無意識に妻のことを考えている。... 続きをみる

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  • トンボが部屋に入ってきた

    13日の午前0時20分頃、 バタバタバタと虫が飛んでいるような音がし始めた。 共用廊下に照明があるので、 光を求めて、蛾でも飛んでいるのかと思い、 窓を開けて、その照明を見たが、虫の姿は見つからない。 その音の出所を見つけ出そうと思い、耳を澄ますと、 かなり近くで聞こえる。 上を見ると、部屋の照明... 続きをみる

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  • 忘れること

    妻がいなくなって、 喪失感という雲が、私の心を漂っている。 喪失感をなくする方法は、1つだけある。 それは、 妻を忘れること。 人間は、いろいろな機能を備え付けているが、 忘却機能も与えられている。 忘れることで困ることは多いが、 忘れることが便利だと思うことも、いくつかある。 人間の忘れるという... 続きをみる

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  • 「エンディングフェア」に参加しました

    週末に、 お寺が主催する「エンディングフェア」に行ってきた。 境内では、いくつかのブースが出店しており、 多くの人で賑わっていた。 4つの終活セミナーに参加した。 60代が多いように思えた。 私は、まだ、終活の堀を固めている段階なのだが、 とても参考になる話が聞けて、 多少、頭の中の整理が出来た。... 続きをみる

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  • 今日で、妻なき生活6年

    今日10月6日は、妻の命日で、 妻が亡くなってから6年が過ぎた。 死別経験者にとって、 6年は、長く感じる人もいれば、 短く感じる人もいて、それぞれ感じ方は違うだろう。 6年というのは、それなりの年数であると思うが、 私は、 妻の面影が、まだはっきりと残っていて、 そんなに経っていないような感覚が... 続きをみる

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  • 人は、それぞれの道を歩んでいる。 何度も分岐点にさしかかり、判断して1つの道を選び 進んできた。 その判断に対し、後で後悔することもあるだろうが、 すべて後悔しないような選択はありえない。 分岐点での判断を繰り返した結果、 私の今の位置がある。 私は、判断の繰り返しの途中で妻と出会った。 私の人生... 続きをみる

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