これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2023年7月のブログ記事

  • 妻に似た人

    ブログには、 心の中の“もやもや”を吐き出せる場所として、 心のケアをしてもらっているが、 記憶を書き留めておく場所としても、 利用させてもらっている。 今回は、“妻に似た人” について、記録することにした。 テレビを見ていて、 「あれ、この人、妻に少し似ているな」と思える人が時々いる。 似ている... 続きをみる

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  • 妻を探す

    妻はもういないのに、 何故、私は、妻を探すのだろう。 姿を見せないことはわかっている。 しかし、どっかに隠れているはずだ。 その見えない妻を探し出すことが、 死別経験後の、私の仕事であり、趣味であり、宝探しとなっている。 そうしている時、 子供の時の、“かくれんぼ”のように、 童心に返った気持ちに... 続きをみる

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  • 心の中の雨

    関東も梅雨が明けた。 これからは、雨が降らないので、より暑くなる。 空からの雨は降らなくても、 心の中の雨は降り続く。 妻が亡くなって一定の期間は、 台風の豪雨に対して、吹き飛ばされないように、 興奮気味に、ずぶ濡れになりながらも、 傘が飛ばないように、立ち向かっていた気がする。 最近は、妻の死を... 続きをみる

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  • 小さな復活 2つ

    7月は、私にとって、2つ復活したものがあった。 こういう書き方をすると、 すごいことかと思われかねないですが 極めて、小さなことです。 1つ目は、 結婚する前の独身時代以来、30年ぶりにご飯を炊いたこと。 妻がいた頃は主に外食、 妻が亡くなってからは、パックご飯で済ませていた。 4年ほど前に、圧力... 続きをみる

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  • 弱い人からもらえる感動

    外を歩いていると、蝉の鳴き声が聞こえるようになった。 家にいる時、 毎年、バルコニー前の木から聞こえていたのだが、 今年は、聞こえて来ない。 その理由は、 最近、木の剪定が行われ、枝や葉が減り、 蝉が寄りつかなくなったからだろう。 蝉の鳴き声を聞くと、 妻が毎年口にしていた言葉が、頭をよぎる。 「... 続きをみる

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  • 私の人生は3種類

    人は、その人でしか持ち得ない「過去」をそれぞれ持っている。 私の過去は、私だけのもの。 私しか経験してない過去だ。 特に過去の中で、妻と生活した24年半は良かった。 これがないと、私の過去は、 平凡な過去になっていたであろう。 この24年半を長いと見るか、短いと見るか。 愛する人との生活が、 60... 続きをみる

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  • 妻が生きていたら

    人間、年を取ると、 体力、記憶力は落ち、外見も劣化していく。 このような、マイナスの面もあるが、 プラスの面もある。 経験を積み重ねることにより、人を見る目が養われ、 若い時には見えなかったことが、 見えて来て、本質を見分ける力もついてくる。 年を取ることを嫌う人は多いが、 私は、それほど嫌ではな... 続きをみる

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  • ブログを書く意味

    死別ブログを書き始めて5年弱になる。 私は、 ブログは、日記の公開版と考えている。 日記は、 自分のために書くものであり、 主に記録を残すのが目的となる。 ブログは、 自分だけでなく、他の人も目にすることになる。 私にとって、心の処方箋は、 励まされるよりも、 妻の話を聞いてもらうことだと思ってい... 続きをみる

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  • 絶対的な味方

    人が安心感を持つためには、 「絶対的な味方」がいるかどうかだと思う。 私のことを知らない、言わば他人は、 私の味方になることはないでしょう。 なる理由がないから。 私のことをある程度知っている知人、友人、兄弟は、 ある程度、私の味方になってくれるはず。 でも、その人達にとって味方になりたい一番は、... 続きをみる

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  • 人間は生物界の頂点?

    チョウがヒラヒラと、私に纏わり付くように、 一定の時間舞った。 こういう場面に出くわすと、 私は、「妻が現われた」と思うことが多い。 そのチョウの飛び方を見ていると、 自由を満喫している妻を想像して、 安心する。 このチョウは、 本当に、妻が生まれ変わった姿なのか、 あるいは、 チョウの体を借りて... 続きをみる

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