これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

小さな復活 2つ

7月は、私にとって、2つ復活したものがあった。


こういう書き方をすると、
すごいことかと思われかねないですが
極めて、小さなことです。


1つ目は、
結婚する前の独身時代以来、30年ぶりにご飯を炊いたこと。
妻がいた頃は主に外食、
妻が亡くなってからは、パックご飯で済ませていた。


4年ほど前に、圧力鍋は買っていたのだが、
パックご飯が手軽なのと、
味も昔に比べて美味しくなっていることから、
楽な方に走っていた。


ブログの一人住まいの男性を見ていると、
料理をしてる人が多く、
出来上がった料理の写真なんかを見ると、
美味しそうに仕上げている


それに比べ、
私は、ご飯を炊いただけで喜んでいる。


2つ目は、
7年ぶりのプール。


60歳直前で、腰痛が酷くなり、
それまで続けていたテニスを中断し、
近くの小学校が室内プールを開放していたため、
一時期、テニスの代わりとして、時々、プールで泳いでいた。


区外の人は500円だが、区民であるため350円で入場出来ていた。


妻は、全く運動をしない人だったが、
私がテニスで出かけるのを見て、嬉しそうであったし、
プールに出かけるのを見て、嬉しそうだった。


(ただ、スポーツでも、ゴルフは嫌いだったようで、
私がテレビでゴルフのトーナメントを見ていた時、
「ゴルフ嫌いじゃなかったの」と言って、
ゴルフを見る私に対して不満そうだったのを覚えている)


途中から、プールに行かなくなった私に対して、
「プール行かないの」と言って、
スポーツをしている人が好きなのに と言わんばかりの様子だった。


先日、区の広報で、施設の案内記事を目にして、
18日、7年ぶりに、プールで泳いだ。
私は65歳以上であるため、無料で入場できる。


今は、平日は午後6時からの開放になるが、
小学校が夏休みになってからは、平日は午後1時からの開放になる。


キッズの水泳教室らしき集団、
普通に泳いでいる人、
水中歩行のみの老人夫婦 など、
老若男女様々な人たちが利用していた。


私は、少し泳いで、後は水中歩行をした。


歩いている時、ふと思った


妻が生きてたら、
二人で水中を歩く過ごし方もあったはず。


家にはエアコンもないので、
ここは避暑地として利用出来るし、
何と言っても、
二人で “いい時間” を過ごす、いい場所になったはずなのだが・・・。

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