これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2022年6月のブログ記事

  • 妻が書いた義母宛のお礼状

    少しずつ家の中を整理している。 一昨日は、父親、母親の葬儀関係書類を整理した。 母親は2016年11月5日に亡くなり、 父親は2018年12月10日に亡くなっている。 母親の葬儀関係の書類を見ていると、 妻が、義母(妻の母親)宛に書いた香典に対するお礼状のコピーが 見つかった。 A4の用紙2枚にパ... 続きをみる

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  • “人間”に生まれて

    自転車で走っている時、 洋菓子店の前に設置されているベンチに座って会話をしている 若いカップルが目に入った。 男女が仲良くしている光景は、やはりいいもんだと思った。 自分には、もう経験出来ないことなのだが、 嫉妬という感情は出てこない。 人間だけでなく、動物、鳥であっても、 その光景は、同様にいい... 続きをみる

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  • “喪失感”を崖から突き落とす?

    妻を喪って、3年くらいまでは、喪失感の圧力にグイグイ押され、 後退を余儀なくされていた。 どこまでも押されて、 最後、崖から突き落とされるのではないか と思うこともあった。 4年8ヶ月経った今は、 喪失感の圧力に耐える踏ん張りのコツを掴んで、 押し返すことは出来ないが、後退せずに、 何とか踏み留ま... 続きをみる

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  • 誰のための節約か

    先日、健康保険料、介護保険料を郵便局で納付した。 通帳を、記録帳としても使っているので、 郵便局での窓口納付にしている。 自治体からの、関係書類の中に、 口座引落しによる納付の案内書が同封されていたが、 私が亡くなった後、 遺品整理をすると思われる姉弟妹の事務手間を増やさないためにも、 口座引落し... 続きをみる

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  • 妻が“アスペルガー”でなかったら

    ブログで何度か書いているが、 妻は発達障害の一つである「アスペルガー」だった。 (心療内科の診断は受けておらず、私の判断によるもので、妻は納得していた) 社会的なコミュニケーションが苦手で、生きづらさを持って生活していた。 アスペルガーは、一見して普通の人で、勉強は出来る人が多い。 私も出会った時... 続きをみる

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  • 絵本と大人

    私の「点」と妻の「点」が交わった。 「面」と「面」との交わりの確率はそこそこあるだろが、 点と点が交わる確率が極めて低い。 にもかかわらず、私と妻は交わった。 幸運だった。運命かもしれない。 しかし、 妻の「点」は消えてしまった。 いや、消えた訳ではない。 上から白の修正液が塗られて見えなくなった... 続きをみる

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  • メタバース

    “メタバース”という言葉を、最近よく耳にする。 仮想世界を指す言葉で、 インターネットで創られた仮想空間の中に、 自分が望む三次元の世界を創ることが出来る との説明がある。 「神の民主化」とも言われている。 仮想空間のいいところは、時間と空間を自由に操れることだ。 個々が、アバターに扮して、世界中... 続きをみる

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  • 妻は「人生の海図」

    妻と暮らして24年半、妻を想って4年8ヶ月。 あと何年妻を「想う」のか。 暮らした年数と同じだけ「想う」としたら、あと19年10ヶ月。 以外と長い。 平均寿命に数年足したくらいまでだ。 (ここ1~2年で亡くなる場合もありますが・・・) 毎日、24時間-寝ている時間 妻を想っている。 18時間位とい... 続きをみる

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  • 柔軟に対応する

    今、欲しいものは何だろう。 年とともにそれは減りつつあったが、 妻を亡くして、一気になくなった。 しいて言えば、“心の安らぎ”か。 もともと物欲の少ない人間なので、 欲しいものは、「精神的なもの」に限られる。 “心の安らぎ”を得るためには、“不安”を取り除かなければならない。 人間、見えないものに... 続きをみる

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