これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2020年2月のブログ記事

  • 「発想の転換」が効かない

    「どん底」だという状態に陥ったとき、 50歳を過ぎた頃から 4つのことを行なうことで、 ほとんどのことが底から脱することが出来ていた。 そのため、底に陥っても、さほど動揺することはなくなっていた。 ・脱出策を考えて実行する  ・耐えて時間を稼げば、だんだん楽になっていく。 ・人に助けてもらう(←あ... 続きをみる

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  • 数少ない「いい日」

    妻がいた頃は、 基本的には、いい日で、 時々悪い日があり、その後は必ずいい日が来る、 というパターンの毎日を送っていた。 今は、ほとんどの日、 今にも雨が降りそうな どんよりした空模様のような日々を 送っている。 ボクシングでいうと、ボディブローのようで、 とどめを刺さないが、じわじわ攻撃されてい... 続きをみる

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  • 癌 告知から亡くなるまで 妻と過ごした137日 ㉖

    1917年 10月6日 9時40分、 看護師が来訪、いつも通りおむつ交換をした後、 ガーゼを床ずれの背中に当て、テープで留めた。。 歩けなくなったため 必要でなくなった手すりのレンタルをキャンセルするため、 業者に電話した。。 昨日、右目から涙が出ていたが、 今日は左目から涙が頬を流れていた。 こ... 続きをみる

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  • 私の妻 ⑤「純粋さ」

    私が妻の言動になぜ癒やされていたか、考えてみた。 妻は「純粋な心」を持っていた。 作り上げた物ではなく、 自然に持ち合わせているように見えた。 あまり出会うことのないタイプの人だった。 一途に相手を思い続けるという傾向もあった。 私に対して、「出世」や、「給料の額」などについては、 一度も触れたこ... 続きをみる

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  • 「生命保険」を続ける理由

    昨日、 私が入っている生命保険会社の担当営業女性(60代後半) と面談した。 その保険会社が行なう定期面談と、 保険金受取人が妻のままだったことで、 それを姉に変更する手続きのために会った。 満期まであと1年2ヶ月。 生命保険は、 私が妻より先に亡くなって死亡保障金が出ることで、 残された妻が生活... 続きをみる

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  • 「夢」を上回るもの

    木曜日、5年ぶりに再開しているテニスに行った。 5年前に比べると、動き、反応共に衰えが顕著なのは、 5歳年を取ったのだから仕方ない。 しかし、プレイ後に、脳から出ているアルファ波を感じることは、 5年前と変わらない。 体を動かすことと、テニスが面白いと思っていることが、 ストレス発散に効果があると... 続きをみる

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  • 「生きる目的づくり」

    人間、目的がなく生きるのは、 この上なく辛いし、何か気持ちが悪い。 妻がいたときは、 妻に喜んでもらうことだけを考えていればよかった。、 特に意識することなく、 それが自然に目的となっていたため、 何も仰々しく、「生きる目的」を掲げるようなことを しなくてもよかった。 しかし今、妻がいなくなってか... 続きをみる

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  • 癌 告知から亡くなるまで 妻と過ごした137日 ㉕

    1917年 10月5日 早朝4時の前後30分位の間、 隣で寝ている妻の 「うううっ」という うなされているような声が続いた。 何か、悪い夢でも見ているのだろうか。 6時頃、 妻は起きて、 私が小コップに注いだパインジュースを2杯、 自分の手で持って飲んだ 10時45分、看護師が来訪。 おむつ替えを... 続きをみる

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