これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

「生きる目的づくり」

人間、目的がなく生きるのは、
この上なく辛いし、何か気持ちが悪い。


妻がいたときは、
妻に喜んでもらうことだけを考えていればよかった。、


特に意識することなく、
それが自然に目的となっていたため、


何も仰々しく、「生きる目的」を掲げるようなことを
しなくてもよかった。


しかし今、妻がいなくなってからは、
生きる目的を見い出すことに
大変苦労している。


このままだと、芯のないクラゲのような、
人間とはかけ離れた生き方になってしまう。
(見ていて、癒やされるクラゲそのものは好きだけれど・・・)


そこで、
死ぬ時までの「人生の目的」を
仰々しく、人工的
自分のこころを整えるという観点で
作ってみた。


無理やり作ったので
抽象的で分かりづらい感はある。


図形的思考により
「点」、「線」、「面」、「深さ」 という表現でもって
考えてみた。


である妻に、毎日、思いを集中させる。 


その集中した思いが、
たくさんの点を発生させる。


たくさんの点と点が繋がって
たくさんのが出来る。


そのたくさんの線が繋がって
長い線が出来、


その長い線は
地上にいる私と、天にいる妻とを繋げる「赤い糸」の役割を果たす。


線と点が繋がるとが出来る。


面は面積を作り出す。


「妻の生きた証」を
私の周辺の人達に伝えようとすることで、


面がどんどん拡がって行き、
妻を知る人の領域(面積)
増えていく。
つまり、「妻」の小さな広報活動だ。


そうなることで、
妻を思う人間が私一人ではないことを、
天にいる妻に伝えることが出来る。


妻のことを忘れない人間が、
私だけではないようにする作業だ。


面と点が繋がれば、
立体が出来、
“深さ”というものが加わってくる。


妻をもっと深く知ることに繋がっていく。


以上、
今の私が絞り出して考えた人生終盤(終活)の「生きる目的」。


でも、やっぱり、無理やり感があるのは否めない。


妻不在で「生きる目的」を見つけ出すのは、
簡単ではない。

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