これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2021年10月のブログ記事

  • 「仏教」と「鬼滅の刃」

    29日の夜、 近くのお寺で行なわれた「初めての仏教」という題目の講演会に 行って来た。 講演者は、福岡県のお寺の住職だった。 内容は、 「仏教」と人気漫画の「鬼滅の刃」、 この二つの関係性を説明する内容だった。 テーマが 「仏教」だけであったり、 「鬼滅の刃」というだけであったとしたら、 私は、出... 続きをみる

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  • 4年前が懐かしい

    妻が亡くなる33日前の2017年9月3日、 妻と私は、テレビでやっていた「眞子様と小室さんの婚約内定会見」に、 目をやった。 妻は、 どうしても見たいというテレビ番組は、あまりなかったが、 皇室関係の番組や、「ローマの休日」などの時代の、欧米の映画が好きで、 その時間帯は、私は自分の部屋に行き、別... 続きをみる

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  • 喪失感について

    喪失感について考えることがある。 妻を喪った当初は、 「それを消し去るにはどうしたらいいか」を 常に考えていたような気がする。 一定の時期を経て、 それは取り除くことが出来ないものだということが分かった。 クリーニングに出しても取れないシミのようなものだ。 色々な薬品で試して見ても、取れないシミだ... 続きをみる

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  • 第二幕への期待

    10月6日は、妻の命日、 15日は、私の誕生日、 そして、 19日には、妻の誕生日(生きていたら、62歳)が控えている。 残るは、私の命日のみとなっている。 私が、数年後、10月に亡くなるとしたら、 妻と私の  “生” と “死”  は、 すべて10月の箱の中に収まることになる。 そういうことで、... 続きをみる

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  • 心の慣性の法則

    電車の中を進行方向に歩いていて、 電車が動き出すと、 元の位置にとどまろうとする体と、 関係なく前へ進む電車との位置のずれが生じて、 体の安定が失われ、ぐらつく。 これが慣性の法則だ。 この法則の説明は、物理的な現象でなされることが多いが、 心理的な現象においても、 慣性の法則が成り立つようだ。 ... 続きをみる

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  • 寄り添いの光景

    人が寄り添っている姿を見ると、 見ている側は、心が温かくなるし、 それを見て、非難する人はおそらくいないだろう。 子供が、母親、父親に寄り添っている姿、 老夫婦が手をつないで、ゆっくりゆっくりと前へ進んでいる姿、 お互いに信頼している感じがする男女が、ベンチに座っている光景、 人間に寄り添う動物。... 続きをみる

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  • 妻の死から4年が過ぎた

    10月6日は妻の「命日」、生きていれば61歳。 あの日から4年が過ぎた。 毎日、朝起きた時、寝る時、出かける時、家に戻った時、 遺骨箱を擦りながらの声掛け、 弱まることのない妻への想い、 喪失感との戦い、 スピリチュアルへの期待(妻との再会)、 4年前から、これらが、セットになり、 私の一日のルー... 続きをみる

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  • 喪失感の擬人化

    「妻」という「財産」がなくなった。 今の私にとってお金は財産ではない お金なら、やり方によっては取り戻すことが可能だ。 (泥棒、詐欺 強盗ではありません) しかし、妻という財産を取り戻す方法は現存しない。 妻がいないことで、「喪失感」というものが存在し続ける。 「喪失感」という言葉からは、プラスの... 続きをみる

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