これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

頭の中は、ほぼ妻

現在、私の頭の中を占めているのは、ほぼ妻であり、
パーセントで言うと、95%くらいという感じだ。


寝ている時は、さすがに妻のことは考えていないが、
ただ、
妻は、たまに夢に出てくるので、
この時は、妻を考えていることになる。


意識して妻のことを考えている訳ではなく、
無意識に妻のことを考えている。


だから、95%妻のことを考えていても、
疲れないし、飽きることもない。


私は、子供がいない一人住まいの高齢者だが、


孤独解消のために
下記のようなことをやったらいい
などという記事をよく目にする。


新しいことに挑戦する、
地域コミュニティに参加する、
仕事をする、
パートナーを探す など


私の場合、
95%頭の中が、妻のことで占められているので、
他のことを考える余裕はなく、
孤独解消のため何かをやる必要性も、
あまり感じていない。


買い物をしている時や、食後の食器洗いをしている時に、
寂しさが込み上げてくることがあるが、
これは、妻のことしか考えていないため起る現象であり、
仕方ないことだと思っている。



外出中、
手をつないで歩いてる老夫婦を時々見かける。


思い出を共有している二人が歩いている。


老夫婦の場合は、思い出の蓄積量が多いため、
後ろ姿から、
信頼で結ばれた強い絆が感じられる。


思い出の内容は、
外から見ている者からはわからない。


二人だけが知っている共通の思い出で繋がっている、


温かくもあり、羨ましくもある光景だ。


私が経験し損なった光景だ。


人生、思い通りにはいきませんね。

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