これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

これからどう生きる

私は過去を経て、今を生きている。
過去の中には妻との生活があった。
過去の中で、最も大きな出来事だった。


二人の生活は終わりを告げ、一人の生活へと変った。


今後、どういう生き方をしたらいいのだろう 
と考えながら生きている。
まだ確たるものは得られてなく、いろいろ模索している。


妻がいる時に考えていた生き方は、
妻を幸せにすることだけに焦点を絞っていればよく、
シンプルであった。


それは、
妻との今後の生活を考えて、


貯金を減らさない生活を心掛け、
健康を維持するため食事には気を使い、
年をとっても生き生きした状態を保つため、
出来るだけ人に接するように心掛けていた。


しかし、
妻を亡くして、
生き方の修正が迫られている。


「目標」がなくなったことで、
「目標」を持ってない状態での、生き方が求められている。
かなりの難題だ。


「妻」に代わる目標が見つけられれば、
容易に新しい生き方が見つかるのだろうが、
代替を見つけるのは極めて困難だ。


しかし、
目標がなくなっているとしても、
もう少し生きなければならない。


この状態でもって、
これからどう生きるかを考えなければならない。


毎日、決めたルーティンをこなしており、
毎日が全くつまらない訳ではない。


でも何かが欠けている。
その原因はわかっている。


心にぽっかり空いた穴が、そう思わせていることはわかっている。


でも、
私は、一度しか経験出来ない“この世”で生きている。


ならば、
残された時間を、
少しでも気持ち良く生きたいものだ。


いま思いつく “残り人生の最良の過ごし方 ”を考えた。


妻を想い出し、妻を感じ、妻に語りかけ、妻を愛する。 


結局、こうなる。

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