これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

妻の服の整理をやっと始めた

妻は古着を買うことを趣味としていた。


電車で30分くらいの所にある古着屋に、
月1回は行っていた。


買って来た古着を家の中で着て、
鏡を見て、満足し、
その後、一度も着ないままの古着がいっぱいあり、
それを入れた収納ケースが、
部屋の中に7~8個は置かれている。


1LDKの部屋には多すぎて、
私は、窮屈な生活を送っている。


その処分を前々から考えていたのだが、


生活に支障があるわけではないので、
その作業は、延び延びになっていた。


また、それを処分するのは忍びないとも思っていた。


全部を処分するのではなく、
写真やビデオの中で妻が着ていた服は、残すつもりだ。


そのため、
収納ケースの中にある服と、写真や映像内の服との
照合作業が必要になる。


先日、やっと腰を上げて、
その作業に手を付けた。


とりあえず、
1箱だけ整理してみた。


やってみて、
その気になれば、捨てるものと残すものを分ける作業は、
それほど、時間がかからないことが分かった。


少し楽な気持ちになった。


すべての服を選別し終わった場合、
次は、
どういう方法で処分するかということになる。


これは、
最近テレビを見て、
社会貢献を兼ねた処分方法があるのを知っていたので、
そこに申し込む予定でいる。


その仕組みは、


まず、回収専用キッドを、1キッド3300円で購入、


それが届いたら、


不要になった衣類やバッグ、靴等を入れ
指定宅配業者に集荷を依頼すれば終了する。


これを行なうことで4つ、いいことがある。


○自分の部屋を片づけられる。


○国内の障害者の支援に繋がる。
(専用キッドの封入発送作業は、都内の福祉作業所に委託される)


○開発途上国に雇用を生むことができる。
(届いた服を現地の人が選別作業を行なう)


○開発途上国の子どもたちに、ワクチンが届く。
(3300円のうち100円がワクチンのための寄付に繋がる)


この会社は、ネットで調べて、
信頼出来そうだったので、ここを使おうと思った。


資源ごみで出すよりも、誰かの役に立つのであれば、
妻も喜ぶだろう。

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