これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

妻が亡くなって1年が過ぎました

2017年10月6日、午前中いつものように看護師のおむつ交換の後、私はベッドの上で妻の横に寄り添っていた。
しかし、夕方うとうとして寝てしまった。1時間ほどして目が覚め、横にいる妻を見た。
もしかして息をしていないのでは。耳を妻の口元に近づけて確認すると息をしていないことがはっきりした。


主治医からは、いつ息を引き取ってもおかしくない状態と伝えられていたので、ついに来たかと思いつつ、なんとも言えないむなしさがこみ上げてきた。


そして主治医に連絡をし、約30分後に主治医が到着。確認後、死亡診断書が主治医から私に手渡された。


妻との24年5ヶ月の結婚生活が終わった。
妻の57年の人生が終わった。


仲のいい夫婦の呼び方で「おしどり夫婦」とか「友達のような夫婦」とか言い方がある。
自分たちの関係は、「“お互いがファン”である関係」という表現がぴったりだったと思う。お互いに人生の中でやっと出会った人で、唯一無二の人だった。


妻は、2017年5月23日に余命1年のがん告知を受け、4ヶ月半在宅ケアの末、この世を去った。


今日は妻の1周忌。
私はこの1年間、減ることの無い喪失感の中で過ごしてきた。


私は、妻のブログを始めることにした。
書くことで、生前に気がつかなかった妻の内面をもっと知り、妻との繋がりをもっと深められるのではないかと思い ・・・・・・。

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