これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

輪郭がはっきりした妻の夢を見た

妻の夢を見た。


夢に妻が登場することは稀で、
今回は今年の5月以来となる。


いつもは、登場する妻の姿はおぼろげで、
輪郭がはっきりしないアバウトな妻であることがほとんどなのだが、
今回登場した妻は割と輪郭がはっきりしていた。


声も、妻の声だった。


そのため、
リアルな妻に会っているに近い感覚であった。


ストーリーは、いつも、支離滅裂で、
脈絡のないものがほとんどなのだが、
今回は、短いシーンであったが、
ぎりぎり繋がりが保てたものだった。


今回の夢の中の舞台は洋服店。
妻と私は洋服店の中にいる。


ある人から、妻のシミーズ(今で言うスリップ)を買うように
言われたが、
妻は、服には興味がないといい、店の入り口から動こうとしない。
私は1人で、店の奥にあるシミーズ売り場に向かった。
(なぜ、シミーズなのか、よくわからない)


夢の中の私は、この流れをおかしいとは思っていない。


妻を呼んで、
選んだシミーズを持って、試着室にふたりで向かった。


するとそこに、私の大学時代の友人(男性)が立っていた。
(これまた、なぜ彼が、この場面で登場するのかがおかしい)


私と彼は、「おお、久しぶり」と声をかけあった。
以前、私は彼に妻を紹介したことがあると思っていたが、
二人は、初対面のように、挨拶している。


(以上は夢での話しだが、リアルな世界で二人は一度も
会ったことはない。妻が亡くなった半年後に参加した同窓会で、
私は彼に、妻が亡くなった話しをしている)


そうしているうちに、妻が急にいなくなった。
慌てて、店内を捜し、店の出口に行った時、
子供用のゴーカートに乗った妻が、急勾配の前面道路を
下ってきて、店の前で止まった。


ここで、目が覚めた。


リアルの妻は“静”であるのに対し、
この夢に登場した妻は、明るく元気で“動”であった。


夢の中で妻を見た後は、いつも心地よい余韻が残るのだが、
今回は、妻の輪郭がはっきりしていたせいか、より心地よかった。


でも、
現実ではないことを理解した瞬間、テンションが下がるのは、
いつもと同じだ。



昨日、「徹子の部屋」という番組をやっていて、
結婚52年目を迎えた加山雄三夫婦が出ていた。
加山雄三85歳、妻で元女優の松本めぐみ75歳。


お互いが、相手のことを「結婚してよかった」と
言い合い、仲の良さが伝わってきた。


それはそれとして、
私がおどろいたことがある。


松本めぐみさんが、話しているのを見ていて、
妻の母親(80歳代半ばで、現在、有料老人ホームに入居中)に
顔、そして、話している表情があまりに似ていることに気付いた。


世の中には、そっくりな人が3人いると 聞いたことがあるけれど、
もし義母だと言われたら、信じてしまうほど似ている。


驚いたので、ここに書いてしまいました。

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