2020年10月のブログ記事
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悲しみはない方がいい。 辛い思いはしたくない。 誰もがそう思うのが普通だろう。 私も、悲しみを感じないようにするにはどうしたらいいか、 3年間ずっと考え続けている。 体が楽になりたいと思っている。 ここで、 ちょっと立ち止まってみて、 深い悲しみを持つことは、本当によくないことなのだろうか? と考... 続きをみる
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10月15日は、私の誕生日だった。 今年も、この地球上で迎えることとなった。 10月19日は、妻の61歳の誕生日だった。 妻は、この地球以外のところで、誕生日を迎えているはずだ。 たぶん。 いつものように、妻が好きだったケーキを買った。 いつもケーキを買っている店は、自転車で15分位のところにある... 続きをみる
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妻は古着を買うことを趣味としていた。 電車で30分くらいの所にある古着屋に、 月1回は行っていた。 買って来た古着を家の中で着て、 鏡を見て、満足し、 その後、一度も着ないままの古着がいっぱいあり、 それを入れた収納ケースが、 部屋の中に7~8個は置かれている。 1LDKの部屋には多すぎて、 私は... 続きをみる
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亡くなった妻のブログを書き始めて、2年が過ぎた。 ブログを書く行為が、 幾分喪失感の量を減らしている感覚がある。 書くという行為で心を整えるものとして、日記がある 日記は、 毎日の出来事や感想などを時系列に書き示し、 自分の記録という要素が強いのに対し、 ブログは、 その時感じたことを、 人に不快... 続きをみる
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妻が、宇宙に居場所を変えて、3年になる。 私は、今も、このせせこましい地球で、シコシコと生活している。 妻との想い出がいっぱい入った袋を脇に抱えて、 毎日を送っている。 その袋はとても重たい。 でも、暖かい。 その袋を持って生活することになった当初は、 その袋がとても重く感じ、毎日が辛くてしょうが... 続きをみる
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3年前の今日、10月9日、 私は、亡くなった妻の、「直葬」を行った、 すなわち、通夜や告別式を行なわず、火葬のみを行った。 参列者は私だけ。 妻の親族には、母親と二人の姉がいるのだが、 闘病中、妻は、その人たちが見舞いに来るのを 何度も断り、一度も会うことはなかった。 そういうこともあり、参列は私... 続きをみる
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