2019年12月のブログ記事
-
-
-
9月29日 朝、5時半、妻は桃ゼリーを食べ、水を飲み、鏡で自分の姿を数秒見た後、水洗いを行なった。 私は、その日、アルバイトに出かけた。 9月30日 10時 もう一人の主治医である女医さんより電話があり、話をした。 妻はあとどの位生きられるかを聞いたところ、 「そう長くはなく、明日亡くなることもあ... 続きをみる
-
人間には寿命がある。 それは、生まれた時に、すでに決まっている。 3歳で亡くなる子供。100歳超えて亡くなる人、 それは、人により大きく異なる。 永遠に生き続ける人はいない。 人は必ず1度生まれて、1度死ぬ。 これだけを考えれば平等だ。 妻は57歳で亡くなった。 57歳が寿命だった。 平均よりだい... 続きをみる
-
-
-
私は、現在まで、三つの人生を経験している。 一つ目は、生まれて、学校へ行き、就職して、妻と出会うまでの生活 二つ目は、妻と出会い、一緒に暮らした24年半 三つ目は、妻が亡くなった2年前から、現在まで そして今後も続く。 それは、あと5年か、10年か、30年か、分からない。 二つ目が一番いいのは、言... 続きをみる
-
-
妻を亡くした後、心の中に、何か イヤ~なものが、 消えずに残っている。 このモヤモヤとした感覚はどこから来ているのだろう? 消化されずに、物が胃の中に残ったままでいるような感覚が、心の中にある。 その残存物とは、 妻に与えたかったにも関わらず、与え切れず残ってしまった物である。 何を与えたかったか... 続きをみる