これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

2021年2月のブログ記事

  • 妻の存在を残す

    先日、確定申告に行ってきた。 今年はコロナ禍で申告開設場は整理券を配り 少しずつ入場させる態勢を取っていた。 自営業やフリーランスという訳でもなく、簡単な申請なので 自宅のパソコンでの申請は可能なのだが、 会場で説明員に聞きながらパソコンに入力する方が、 私の場合、早く進むので、そちらを選んでいる... 続きをみる

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  • 「感動」に必要なもの

    「感動」 すなわち感情を動かすために必要なものとは。 淡泊な私が今までに感動した数少ない出来事を、 振り返って探したところ、 中学時代の軟式テニス 大学受験 妻との出会い が挙げられる。 この三つの出来事には共通点がある。 それは、 達成前に大きな「底」がある点だ。 中学時代の軟式テニス 中学最後... 続きをみる

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  • 3年4ヶ月が過ぎて、考える事

    妻が亡くなって、3年4ヶ月が過ぎた。 そんなに経ったのかという感じだ。 3年も経てば、 悲嘆は、少し軽減しているだろうと当初想像していたが、 そうではない。 妻を亡くして1ヶ月くらいは、精神がキリッとした感覚があり、 表面上は、「自分は元気だ」という感覚があった。 “ショック” が交換神経を刺激し... 続きをみる

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  • “つがい”

    数字から受けるイメージがある。 『8』は末広がり、『7』はラッキーセブン、『1』はナンバー1 これらの数字は、私にとって、いいイメージがある。 対して、 悪いイメージの数字 『4』は“死”、『9』は“苦”を連想するため、 日本人からは嫌われている感じがする。 そして、 『6』は妻が亡くなった日。 ... 続きをみる

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  • 幸せな“逝き方”

    3時間ほど前、大きな揺れの地震があった。 福島・宮城で震度6強、M7.1のようだ。 今回の揺れは、数日後に起こる大地震の予兆かもしれない。 小さな揺れの地震は定期的に経験しているが、 今回は、一瞬、「ついに来たか」と思うほどだった。 その時、私は、 自分の部屋のベッドで横になってテレビを見ていた。... 続きをみる

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  • “いい表情”

    昨日水曜日、 月に1回アルバイトも参加するリモート会議があった。 ベンチャー企業であり、参加者は30人程度。 タブレットの画面で 参加者全員の顔を見るのは容易だ。 普段自分の顔を鏡で見ることがあまりないので、 この会議中に、あらためて自分の顔をじっくり見てみた。 「年齢相応だなあ」と思った。 昔は... 続きをみる

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  • いろいろな “ものさし”

    妻は この世界の“ものさし”では、 決して優れた人ではなかった。 動作がゆっくりで、人によってはイライラする動きだった。 勤めていた派遣先でも、戦力にはなれない人だった。 効率、要領とは無縁の人で、 生きづらさを包有しながら生きている感じの人だった。 そのような妻だったが、 私といるときだけは、外... 続きをみる

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  • 「悲しみ」と「妻」

    今の私の体の成分は、 “悲しみ”が97パーセント位占めている感覚だ。 残る3パーセントの“希望”は、片隅に追いやられている。 3年3ヶ月もこの状態が続き、常態化すると、 その状態に 不思議と体と心が、慣れて来ているのがわかる。 当然、好ましい状態とは言えない。 しかし、慣れては来ている。 言い換え... 続きをみる

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