これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

“家庭”を感じる時

“中華そば3日間限定半額”のチラシを見て、昨日行ってきた。


店は路地裏にあり、
チラシに載ってる地図がなければ迷うような場所にあった。


11時45分に到着で、3人並んでいた。
待ち時間5分ほどで中に入ることが出来た。


見た目40歳代男性がそばをつくり、
もう一人、奥さんと思われる女性が客の誘導とレジを担当していた。


10人くらい座れるカウンターのみの、小さなお店だ。


味は悪くない。


これから、
この場所で商売し、家庭を守っていかなければならない。


チラシ効果で満席だったが、
通常価格になってからが正念場になるだろう。


新規顧客の増加については、
路地裏でわかり難いことから、期待し難い。


リピーター口コミが生命線となるだろう。


幸い会社が多い場所なので、
サラリーマンが昼食時、リピーターとして来店する可能性はある。


だが、それ以外の時間、近所の人が来てくれるかだ。


マーケットに関し私は素人だが、
少し心配になる。


自分に関係のないラーメン店のことを
なぜ心配するのか。


それは、
ラーメンが来るまでの短い時間ではあったが
懸命に働く夫婦(だと思う)の顔を見て、
“家庭”を感じたからだ。


これから、生活のために、
店をまわさなければならず、大変だと思うが、


二人協力し同じ方向を見て働く姿は、
羨ましく感じると共に、
他人であっても、応援したくなる。


私は、
“家庭”の持つ温かさ、幸福感を肌で感じることが
不可能な環境になった。


それは受け入れて、
自分自身で向き合っていくしかない。


幸せになれる可能性を与えられている夫婦は、
きれい事で言うのではなく、
本当に、幸せになってもらいたいと思う。


店が潰れることなく、温かい“家庭”を作ってほしい。

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