ハトの大胆不敵な行為
木曜日の、ルーティン。
午前中、1時間半テニス。
施設内のシャワーを浴びる。
テニス施設から、自転車で2分のところにある大型スーパーで買い物。
納豆、もずく酢、豆乳、たまご、毎週木曜に特売されている牛乳、
夕食用に、鶏モモ肉の照り焼き(←他のスーパーより安い)、
これらは、必ず買う。
“木曜限定特売の札”が付いていた場合、
野菜、果物、ヨーグルト、チーズ等を追加購入する。
買い物を終えると、帰り道沿いにあり、スーパーから3分のところにある
定食屋に立ち寄る。
ショーケースの中から、おかずを自由に選ぶ方式の定食屋であり、
自分好みに定食を組み立てることが出来る。
店員の胸には、名札が付いていて、名前の上に、出身県が書かれている。
概ね、地方出身者であり、それを見て、地方出身者である私は、
親近感を覚え、あったかい気持ちになる。
庶民的な店の特徴を考えて、地方出身者を優先して採用しているのかもしれない。
食事をしていると、
突然ハトが店内に入って来て、
私の足元を通り過ぎ、ウロウロし始めた。
この店は、ドアを開けっぱなしにしているので、入ることは可能なのだが、
なんとも大胆な行動だ。
店員が、あわてて、そのハトを足で誘導しながら、店外へ押し出した。
食事を終え、店の前に停めていた自転車に近づくと、
今度は、カラスが、
自転車から1メートル位のところに
お客が落としたものなのか、
透明パックから漏れ落ちているご飯を突っついていた。
1メートル位の距離なのに、私の方をちらちら見ながらも、
カラスは逃げようとしなかった。
私は自転車に乗り、20分ほどかけて、家に到着、
木曜日のルーチンの1つである洗濯に取りかかった。
インターネットで、
塗りたてのコンクリートの上を、ペタペタと足跡を残して歩くガチョウの
画像を見たことがあるが、
この日は、2種類の鳥の,
興味深い行為を目にすることが出来た。
特に、ハトの大胆不敵な行動は、妻を見ているようで、
心が温まった。