これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

小さな喪失感 大きな喪失感

2週間ほど続いていた喉の不調が、やっと治まって来たと思ったら、
今度は、
先週から、じわじわと痛くなっていた腰が、
今朝から、歩くのも大変なくらいに悪化してきた。


独自に考えたストレッチ効果で、
3ヶ月ほど前から腰痛が改善していたのだが、
腰痛が再発しただけでなく、
木曜日のテニスも、出席が危ぶまれるほどになってしまった。


外食を終え家に戻り、16時頃スマホの着信を確認した。
すると、
現在関西に住んでいて、
年に1、2回、出張で東京に来る学生時代の友人からの不在着信があった。
昼頃に4回ほど来ている。


すぐに電話をしたが、すでに彼は新幹線に乗っており、
今回は会うことが出来なかった。
私が、スマホの音量を最小にしていたのが原因だ。


彼は、亡くなった妻の話を長くしても、
ずっと嫌な顔をせずに聞いてくれる数少ない相手だ。
それだけに、会えなかったのは残念だった。
次に会うのは、半年から1年後になるだろう。


18時頃、
小学校が区民に開放している屋内プールに行くことにした。


腰が痛く、今日は行くのをやめようかと一度は思ったが、
水中歩行をすることにより、腰痛が改善するするかもしれない
と、藁にもすがる思いで試してみることにした。


20分ほど、水中歩行してプールを出て、歩いてみると、
なんと、明らかに良くなっているのがわかった。


この状態を維持すれば、木曜日のテニスは、
腰をかばいながらであれば出来そうだと思った。


今日は、良くないことが続いていたが、
最期に、少しだけ点を戻したという感じだ。


友人と会えなかった残念さは、
これも喪失感の一種なのかと思った。


友人と久しぶりに会話をするはずだった時間がなくなった。


妻を亡くして感じる、 ”体が潰されるような喪失感” もあれば、
今回のような ”小さくかわいい喪失感” もあるのだなあと 思った。

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