これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

夢に妻が現れた ②

11月22日、妻が久しぶりに夢の中に現れた。


去年の11月16日以来なので、1年ぶりになる。
実際は、もう少し見ているのだろうが、
おそらく、起きた時、覚えていないのだろう。


今回見た夢は、1シーンのみで短いものだった。


内容は、


プールのある場所に妻がいる。
プールを利用しているわけではない。


妻の姿は、闘病後半の痩せてしまった姿ではなく、
がん宣告前の姿だった。


それを見て、私は、
「妻は寛解に向かっているのだ。このまま順調に行くと、
 元の妻に戻れるのではないか。」


期待が胸いっぱいに広がり、湧き上がる喜びを抑えきれなかった。


その後、私はトイレに行った。
すると、血尿が出ていることに気が付いた。


妻は生き返るが、自分は死んでしまうのか。


私が天から妻を見ることになるのか。


しかし、妻を一人にするのは心配だ。


出来るだけ、天から妻を助けていこうと、心に決めた。


そして、私は目を覚ました


「夢だったか。残念だ。」と思った。


しかし、その日は夕方頃まで、暖かく柔らかい気持ちでいられた。



昨日23日にも、妻が夢に現れた。
2日連続だ。


内容は


窓から桜が見える喫茶店で妻とコーヒーを飲んでいる。
席がいっぱいなので、4人テーブルの席で相席になっている。
前に座っているのは、有名な元プロ野球選手で高齢の夫婦だ。


しばらくして、他の席が空いたので、私たちはそちらへ移動した。


妻との会話は


妻「猫がいなくなったのよ」
実際は、私たちは猫を買っていなかった。
更に、妻は猫ではなく犬が好きだった。
こういうところが夢ということだろうか、
その最中は、変だとは思わないのだ。


妻「来年春、派遣先で責任者になるように言われたの」
そう言う妻に、がん患者だという様子は、ひとかけらも見られない。
来年も生きているのは当然だという印象だ。


私は「妻は生きている。間違いなくがんは消えつつある。」
と思った。


そして、私は目を覚ました


22日に夢を見たことで、意識が私の脳に残っていて
それがこの23日の夢に繋がったと推測する。


では、22日の夢はどう考えるか。


私は今日、朝6時15分羽田発の飛行機で帰省する。(父親の一周忌のため)


一時的でも「私のことを忘れないで」という妻のメッセージなのかもしれない。

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