これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

納豆を食べた後の、むなしさ

先日、スーパーで「本日限りの特売」表示のあった納豆を、
“本日限り”に、脳が誘導させられて、6パック買った。


納豆はマイナス面のない健康食品というイメージだ。
整腸作用、免疫力アップ、血栓の予防、抗菌作用などがある。


納豆と言えば、発酵食品。
発酵食品は、
納豆のほかに、
ヨーグルト、チーズ、味噌、キムチ、酢、等がある。


他の食品は、プラス面があるとともに、
マイナス面を持っている場合が多い。


例えば、果物は、
ビタミンや食物繊維を多く含み、いい点もあるが、
糖質も多く含むという悪い点もある。


先日、買った納豆を食べた。


すると、食べた後に “むなしい気持ち” が湧き上がるのを感じた。
体にいいものを食べたのに、なぜ、むなしくなったのか。


それは、その行為が、
目的でないことに対してのものだと気付いたからだろう。


「そもそも健康である必要性があるのか」と考えてしまう。


“妻のために、健康でいなければならない”
という目的は、今は消えている。


“自分のための健康”というのは存在しない。


妻といっしょに過ごした時間を終え、


今は、妻を想う時間に移行している。
失ったものを想う時間を過ごしている。


妻がいなくとも、
妻を想うには、健康な体と脳でいた方がいい。


不健康よりも、健康であった方がいい。

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