これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

ルーティンワークは続く

2022年が始まった。


妻の遺骨箱に「おはようございます」と声を掛ける。


普段の日常を好み、行事を好まない妻に対しては、
「明けましておめでとう」は、言わない方がいいと思った。


10時に家を出て、20分ほど自転車を漕ぎ、
大型ショッピングセンターへ向かった。


去年と比べて、明らかに人が多い。


子供連れの家族が多く、幸せ感満載だ。
特に、小さな子供の体からは、嬉しさがはじき出ている。


まず、3階へ行き、福袋(レトルトカレーの詰め合わせ2200円)をまず購入、
2階へ下り、スポーツ店でテニスシューズ8250円を購入した。
(去年はこの店でテニスパンツを購入)


ここまで、去年と全く同じ。


そして、ベンチを見つけ、そこに座り、
出さなかったけれど届いていた3枚の年賀状への返信のため、
去年から用意してあった年賀状にコメントを書く。


そして、
ショッピングセンター入り口横にあるポストへ投函した。


去年は、その後、ショッピング街を少しの時間ぶらぶらしたのだが、
ニューイヤー駅伝の録画がHDDの容量の関係で、
12時すぎには帰らないといけないので、
今年は“ぶらぶら”はやめて、すぐに家に戻った。


“今年は○○に挑戦しよう”とか
“今年はこうなりたい”とか
願いや目的は持っていない。


今年も、
妻に向けての「想いの積み立て」(←お金ではない)を、
日々、淡々と続けていくだけだ。


4年間でだいぶ貯まったが、今後もまだまだ増やします。


私が亡くなる瞬間、有効に使われるかもしれないから。

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