これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

戦う妻

悪いことをする人は、そうすることで、
自分に何らか利益が得られるためにやる。


個人でもそうだが、国においても同じだ。


前回のブログでも書いたが、
スキージャンプ混合団体の競技において、
スーツ規定違反で、
ドイツ、オーストリア、ノルウェー、日本 の女子選手が失格した。


この4か国には共通点がある。


メダル有力国であったこと、


そして、
今回の五輪に、この4か国の政府からは、要人が派遣されていないこと。


開催国としては、面白くないはず。


この開催国と最近連携を深めているある国は、
この競技で、銀メダルを手に入れることが出来た。


そして、
この検査に携わったのが、ポーランド人女性。


ポーランドの大統領は、この五輪の開会式に出席していて、
主席と会談を行なう予定とのこと。


人権問題を理由に要人を派遣しない国が多い中、
ポーランドのこの姿勢は、開催国としては、嬉しくてしょうがないだろう。


単なる、メダル争いというよりも、
政治的なものが見えてきた。


でも、素人でも見破りそうな幼いテクニックを、
何故使ったのだろう。


政治家がよく利用する「疑わしきは罰せず」という言葉。
バレなければベストだし、
例え追求されても、「証拠が無い」と、言い続けられる。


便利な仕組みだ。


今回の出来事も、これが利用されたようだ。


以上、
今回は、断定形で書きました。


最後に、妻の話をします。
妻は、派遣社員として、勤務初日でクビになった。


派遣先の仕事環境が、最初の説明と違っていたため、
妻は退職を申し入れた。


すると、派遣会社は初日働いた日給を払わないと言ってきた。
そこで、妻の怒りが爆発。


法テラスへ通い詰め、派遣会社の女性所長と、1ヶ月間争った。
妻は、普段はお姫様みたいに大人しく、見かけも弱々しいので、
派遣会社は、最初、丸め込めると思っていたようだ。


予想外の反撃に、女性所長は力尽きて、
最後は本社から男性の部長を同席させ、
示談で1ヶ月分の給料を引き出した。


経過を聞いていた私は、
戦っていた妻を少々呆れ気味に見ていたが、
妻はお金ではなく、
相手を見て逃げ切ろうとする会社側の態度が許せなかったのだと思う。


妻に対して、味方であるという態度を示してあげれば良かった。
いくつかある後悔の1つだ。

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