これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

断捨離は続く

妻の高校時代の同級生が、3月末に
妻の遺骨箱に手を合せに来てくれることになっている。


さすがに、今の汚い部屋は見せられないと思うので、
1月後半から断捨離を続けている。


現在は、
1LDKという狭い部屋の中に、
収納ケースや棚がパンパンになるくらいに置かれていて、
空間がない状態となっている。


断捨離をせざる終えない。


要らないものをどんどん捨てなければ空間は作れない。


ただ、妻の洋服などは、もう少し、このままにしておくつもりだ。
(3000円ほどを寄付という形でNGOに出して、収納キッドを購入し、
古着等をそれに入れて出せば、海外の貧困の子供へワクチンが提供されるという
システムを利用するつもりだ)


断捨離は、1週間の作業を1クールと考え、
3月中頃迄に終了させる予定なので、全部で6クールを予定している。


1月末から断捨離を始めて、これまでに終えた作業を、時系列で書きます。
(自分のための記録を目的としています。すみません)


・パソコンの無料回収を利用、
・買取り店で、切手を売る、
・トイレクリーニング、


・注文して届く前に妻が亡くなったため、
ダンスの上に山積みにしていたオムツを社会福祉協議会に寄付した。


・遺骨箱が置かれている寝室のベッドの向きを90度変えることで、
遺骨箱の前に少しだけ空間を作ることが出来た。


・区のリサイクルハウスに収納ケース10個を価格0円で登録、出品した。
希望者が出れば譲ることができる


区の大型ゴミ回収日の16日に、衣装ケース、スチール棚を4個を出した。


次は3月2日。
これは、2月4日に予約したものに対してであり、早めの予約が必要だ。
収納付きチール製米びつ、椅子、衣装ケース、棚など10個を出す予定。


3月9日は、棚、ラックの2個を出す予定。


だいたいが400円、米びつは大きめなので600円のシールが必要だ。


回収日と回収日の間の日は、
回収に出す収納に入っていたものを、他の収納やタンスに移し替える作業を、
毎日30分程、行なっている。


断捨離は、15日から第3クルーに入った。


“ものすごく汚い部屋” が、“汚い部屋”くらいまでにはなった。
しかし、まだ人を呼べるレベルではない。


あと4クールあるので、
“きれい”まではいかなくても、“汚くない部屋”ぐらいまでは持っていきたい。


しかし、部屋を整理していると、
死別経験者の多くが経験すると思われる、辛さ、悲しみに遭遇する。


妻が着ていた服、使っていた文房具、メモなどが見つかると、
生前の妻の記憶が蘇り、
ほんの少し心が温まったあとに、大きな喪失感が胸を突く。


タンスの引き出しを整理していると、
何やら厚みのない箱が置いてあった。


その中身は全く予想がつかない


開けてみると、それは、私たちの結婚式の写真アルバムであった。


しばらく、アルバムを見ていて、思った。


好きな人に対する私の主観が入っているとも言えるが、
妻が、ものすごくきれいだということ。


こんなきれいな人を早死にさせた私の責任は重いと思った。

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