これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

今年も妻といっしょに

私の元旦の行動は、
ここ3年間まったく同じパターンとなっている。


自転車で、20分かけてショッピングセンターへ行き、
いつものように、
レトルトカレーの詰め合わせ2023円の福袋(4200円相当)を購入、


次に、ショッピングモール内のスポーツ店で、テニスバッグを購入した。
このスポーツ店で元旦に買い物をするのは、4年連続となる。
(2020年 テニスバッグ、2021年 テニスパンツ、2022年 テニスシューズ)


3年前に購入したテニスバッグは、昨年9月頃、チャックが壊れて、
クリップで止めてしのいでいたが、
限界を感じ、買い替えることにした。


3年前に6,000円程で買ったものと比べて、
グレードは、さほど変っていないと思われるのに、
値段は、9,350円だった。


物価高の影響が出ているのだろうが
それにしても、高いと感じた。
救いは、前のものと比べて、デザインが私の好みであるということだ。


いつものように、
店内は、夫婦と小さな子供づれ家族で溢れている。


子供にとっては、両親と外で行動を共にする特別な日であって、
嬉しさを体全体で表して、はじけている。
その直接的な動きを見ていると、心が洗われる。


その家族が醸し出す、何ともいえない幸福感は、
それを持たない私にとっては、羨ましいものとして映る。


でも、嫉妬という感情は不思議と出なくて、
ほほえましい光景として、見ることが出来ている。


今年も、出していない相手から、3枚の年賀状が来た。


3枚とも、来る可能性があると思っていた相手だったので、
事前に、宛名、コメントまで書いて用意していたものを、
ポストに入れるだけで済んだ。


帰り道、中堅のスーパーは、休みだったが、
ダイエーは営業していたので、そこで、牡蠣弁当を買った。


家に着き、
録画していたニューイヤー駅伝を、1.2倍速で見た。


2日は、出かけている間、箱根駅伝を録画して、
帰ってから、やはり1.2倍速で見た。


このパターンは、来年以降も続くと思われる。


妻がいない1年が、再び始まった。


頭の中に浮かぶ妻と会話する1年が、再び始まった。
引き続き、妻と共に歩む1年が始まった。

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