これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

妻の動画スライド作成

私は週一でパソコン教室に通っている。


ここは講義形式ではなく、個別指導形式で、
事前予約制だが、直前の予約、キャンセルも応じてくれて、
自分のスケジュールに組み込むうえで便利な教室だ。


受講範囲は自分でカスタマイズすることが出来るので、
いろんな人が来ていて、


初めて店をやることで、
ホームページ作成、チラシづくりのために来ている人、
会社で使うパワーポイント、エクセル、ワードの知識を深めたい人、
高齢者で、ボケ防止で来ている人、
母親付き添いで来ている小学生の子供もいる。


様々な年齢、職種、目的の人が来ていて、
個別指導なので、聞こえてくる質問も様々であり、
座っているだけで、脳が刺激さ れる。


私が、ここに通おうと思ったのは、
会社を退職して、
年を取っても定年なしで働くことが出来るプチ起業をしようと思い、
まずは、ホームページ作成の勉強から始めようと思って、
この教室に通い始めた。


しかし、妻が亡くなって、
プチ起業の目的が、私の中ではなくなり、
目的が、
ボケ防止と、人がいるところで時間を過ごす ことへと変わった。


今は、
ワード、エクセル、パワーポイントを学んでいる。


そして、数ヶ月前から始めたのが、
パワーポイントに妻の動画(旅行先でのものがほとんど)
を挿入する作業だ。


先日、
出来上がったパワーポイントのスライドを、
動画形式に変換する操作(「ファイル」→「エクスポート」
→「ビデオの選択」)を行った。


教室のパソコンのメモリ容量が大きくないため、
保存をするのに数時間かかった。
今の私は時間があるため、特にストレスは感じていない。


必要でない部分を取り除く「トリミング作業」がされてない映像も
いくつかあり、徐々に修正していく予定だ。


作業をしている時、


・妻の動物好きの可愛い部分(イヌ、ロバ、ヒツジ、黒豚等を
撫でてる姿)や、


・面白がっている姿(富士サファリで、ポニーより小さな馬による競馬)の発走直前、
司会者が盛り上げるため手拍子を観客に求めていて、
周りに合わせて手拍子しながら笑っている妻の表情、等)
が特に、妻を感じさせてくれた。


ただ、
一方で
その映像には、心を重くする何かも併せて含まれており、
複雑なものを感じる。

×

非ログインユーザーとして返信する