これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

体の中に妻がいる

7日から15日の間の3つの出来事


これらは普通に考えると、それぞれが個別のことで関連性はない。


しかし、私は関連付けたいと思っている。
3つの点が、妻という1つの面の上に乗っかっていると考えたい。


一つ目 洗濯機の故障
7日の昼、洗濯しようと思い電源ボタンを押した。
洗濯機の電源は入るのだがスタートボタンが全く反応しない。
洗濯が出来なくなってしまった。


10年程使った洗濯機がついに壊れた。


通販会社に電話をして買い替えることになった。
12日に商品が届くことになった。


この壊れた洗濯機は、私がネットで調べ、
値段が3万円台と安い割りには機能性が優れていることで選び
妻がお金を出して買ったものだ。


妻との思い出の製品が部屋の中から一つ減ることになった。


「思い出よりも、より良い生活を優先してください」と
妻が買い替えさせるような状態を作ったのかもしれない?


二つ目 下痢の症状
11日、午後、アルバイト中にみぞおち付近がチクチク痛み始めた。
夕方、家に戻ってから、下痢の症状が出始めた。
翌日も下痢が続き、体がだるく、食欲も無く、1日食事は取らないで終えた。
14日の夜、やっとブロッコリーとカレースープを食べることが出来た。


妻は癌の闘病中、下痢が続き30分ごとにトイレに行っていた。
食べるものもゼリーなど流動食ばかりだった。


頭の中では辛いだろうなあと気遣っていたつもりだったが、
体で体験した訳ではなかった。
今回自分が同じような病状になって、これは辛いなと思った。


私は3日程で回復したが、
「妻はこの様な辛い状況とずっと付き合っていたんだ」
ということが認識させられた。


これは私の体の症状ではなく、私の体の中にいる妻の症状なのか?


三つ目 右肩痛の解消
15日、妻が亡くなった後から1年以上続いていた右肩痛の症状が、突然消えた。


闘病中、妻は私の右側で寝ていた。
妻が亡くなった後も私は右側に空間を取って寝ている。
14日まで1日も欠かさずそうしていた。


しかし、15日、私は、私の部屋でテレビを付けたまま朝まで寝てしまった。
初めて妻と一緒に寝ない日となった。


その日に、なぜか右肩痛が治ったのだ。


右肩痛が続いている時、これは妻の霊が私の右肩に入り込んでいるためではないかと
私は考えていた。
痛いのは辛いけど、そういうことであれば、痛くてもいいやとも考えていた。


痛みが消えたのは、
妻が私の体に入る時間が無かったため起こった現象なのか?
今日は、一緒に寝るので、また痛くなるのか?
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以上、三つの出来事は、
妻が私の体の中を出入りしていることから起こった現象だと思いたい。


私は、妻の魂の存在を切望するあまり、
日々の出来事を、妻の行為に結び付けようとする。


少し無理があると自分でも感じない訳ではないが、
それだけ妻のことが好きだったという証だろう。

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