これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

心の掃除

今年も終わりが近づき、
そろそろ、年賀状や大掃除を意識する時期となりました。


私は、数年前から年賀状の断捨離を進めており、
また、喪中ハガキが3枚届いているので、
今年は、10枚くらい出せばいい状態です。


掃除も、年末大掃除ではなく、小掃除で済ます予定です。


共働き世帯の増加や、高齢者の増加で、
時間を買う目的や、体の負担軽減のため、
お掃除代行サービスの利用者が増えているそうだ。


私の場合は、時間を買わなければいけないほど忙しくないし、
体の負担に、まだ耐えられるので、
家事代行を利用しようとは思わない。


部屋の掃除は一人で出来るが、
心の掃除は、私の場合、一人では出来ない。


6年前までは、
妻の存在が、私の心の中を掃除してくれていた。


どういうことかというと、
私は、妻のしぐさや佇まいを見ることで、
心の中のゴミを取り除くことが出来ていた。


妻は透明感を持った人で、接しているだけで、
こちらの心もクリーンになっていた。


毎日会っていたので、毎日掃除をしてもらっていたことになる。


妻がいなくなってからは、心の中にゴミが溜まる一方で、
6年分のゴミが溜まっている。


妻が、私の心の掃除の出張サービスで、
1日だけ来てくれるなら、


通常の部屋のお掃除サービス料金の
500倍の料金を払ってもいいと思っている。


それは、叶わない願いだ。


でも、
予約だけは入れておいてもいいだろう。

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