これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

スマホで撮影した瞬間、その虫は急に走り出した

昨日の夜、アルバイトから帰ってきて、ベッドに寝転んだ。
そして、目の前の布団の上に虫がいることに気が付いた。


5月9日のブログで書いた虫だ。
ここ数日、連続で現れている。


最近では、この虫を見ている時が、
一日の中で最も心が落ち着く時間帯になっている。
それは、妻の魂と一緒に過ごしているように思えるからだ。


その虫は、概ね、私を見れる位置でじっと止まっていることが多い。
今日もそのような位置で、全く動かずじっとしている。


30分位経った時、撮影して記録に残すことを思いついた。
そこで、スマホを用意して、その虫に焦点を合わせ、シャッターを切った。


その瞬間、それまで微動ともしなかった虫が、私のいる方向と逆方向に
一目散に走り出した
そして私から見えない位置まで走り、身を隠すように止まった。


この虫の動きは衝撃的であり、私が求めていた動きだった。


シャッター音が出た訳ではなく、光を発した訳でもないのに なぜ。


“魂の存在“の期待が高まった。


以上、失笑を買われるような話しだが、
妻を常に感じていたいに私にとっては、ずっと求めていた種類の出来事であり
未来が開けたような気持ちになる。


しかし、なぜ写真を撮られて急に走って逃げようとしたのか?
自分だということがバレると何か支障があるのか?


そう思わせるような、動きだった。


俗世界にいる間は分からない、あの世の決まりがあるのか?


そうであるならば、
魂の存在を確信していないと装いつつ、
心の中で静かに“確信”を獲得して行けばいいのではないか。

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