これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

戦争関係の番組 と バラエティ番組

毎年この時期、テレビでは戦争関係の番組が多くなる。
6日は広島、9日は長崎の原爆に関する番組が多くなる。
15日の終戦記念日まで続くだろう。


戦争関係の番組では、死について考えない訳にはいかない。
大切な人の死について語る遺族に対しては共感することができる。
2年前までは、今ほど共感することはなかったように思う。


15日を過ぎると一転して、番組は“陰”から“陽”に変わる。“重”から“軽”に変わる。 
芸人やタレント、女子アナ、食レポをする人たちが 再びテレビ画面を占領する。


その人たちの、
スマホをフリックするような軽い話し方、自意識が強すぎる表情、
視聴者を意識した はしゃぎぶりを見ていると
嫌な気持ちになる。


それなら、テレビを見なければいいじゃないかと言われそうだが
“怖いもの見たさ”ならぬ、“嫌なもの見たさ”で見てしまう。


しかし、そういう“ノリ”の人たちがこの世では主流で、支持されていて
私のような者は亜流であり、“普通でない人”の枠組みに入るのかも知れない。


しかし、私は強い人間ではないので、その潮流に逆らうことはせず、
自分に保険を掛けて、多数派に合わせた態度を取る。
だから、この「俗世界」でギリギリ何とか生きていける。


妻は周りに自分を合わせることはしなかった。ブレないという点では強い人だった。
自分をあえて生きづらくしているようにも見えた。


でも、そういう素のままで生きていた妻が好きで、尊敬していて、そしてファンだった。

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