これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

私の妻 ④ 「妻に雰囲気の似た人」

最近、テレビに時々出る人で、
妻を思い出させる雰囲気を持った女性が2人いる。
外見ではなく、雰囲気が ということだ。


1人はタレントのH・Sさん。
H・Sさんは、時々バラエティーに出ている天然キャラで、
演技ではない正真正銘の天然なところがいい。


妻も、素材そのものが、天然という感じだった。



もう1人は、スウェーデンの16歳高校生 環境活動家Gさん。


Gさんは、ダボス会議に出席して、


地球温暖化への対策を講じない大人たちに対し、
「辛辣な言葉」と「厳しい表情」で、不信と怒りをあらわにした。


彼女を見て
「こんな表情は異常で気持ち悪く違和感がある」というような
批判をする一部の日本の知識人もいた。


私は、テレビに出ている彼女を
「妻が怒っている時の、表情、動作に似てるなあ」
と思いながら見ていた。


何処か妻に似た「個性」を感じた。


その後、
「彼女は、アスペルガー症候群 であることを公言している」
という記事を目にした。


これで納得した。


妻もほぼ「アスペルガー症候群」だったからだ。


私がGさんを見て、
何か惹かれるものを感じた理由がわかった。


アスペルガーの人は


コミュニケーションが苦手で、
興味の対象が独特、
空気を読まない、 


などの欠点と思われる特徴がある。


しかし、
私は見方が違って、長所の方に目が行く。


「純粋」だということ、
本能的に「善き想い」をもっていること、


意外とこういう人に出会うことは少ない。
希少性があり、心が洗われる。



「H・Sさん」と「Gさん」と「妻」、
もう一点、共通性がある。


それは、
顔立ちが西洋人風の「ハーフ顔」であること。


Gさんは純粋な西洋人だが、


「H・Sさん」と「妻」は、
より日本人に近い、少しだけ西洋風という表現が合ってると思う。


妻を感じさせる人が、
テレビだけでなく、
実際に出会う人から現れることを望む。

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