これからも妻といっしょに

がんで無くなった妻。その魂と引き続き共に歩みます

妻と出会った人生

私の人生には、
妻に出会うという奇跡があった。


その奇跡が皮肉にも、
今、私を苦しめている。


少々、オタクっぽくなるが、
私の人生を、
“肉体”と“魂” の組み合わせをもとに、
大きく4つに分けてみた。


私は、現在、第三章にいる。


第一章 独身時                  私の 肉体と魂
第二章 二人の生活   妻の 肉体と魂、     私の 肉体と魂
第三章 ふたたび独身  妻の            魂、     私の 肉体と魂


第四章 自分の死後        妻の       魂、     私の    魂


上の表は、あくまでも、が存在することを前提にしており、
存在しないということになれば、
第三章の妻と、第四章の妻と私 は、存在しないことになる。


ということで、
私が亡くなれば、すべてが終わることになる。


自分の寿命が来るのを待つだけでよく、
“妻との再会”などの希望は、持たなくてもいいことになる。


とてもわかりやすくなり、
ある意味、すっきりして、楽になるかもしれない。


しかし、その答えを知ることが出来ないため、
モヤモヤとした苦痛と、わずかながらの第四章への希望 を併せ持った生活を、
続けることになっている。


妻と出会ったことで、
今、モヤモヤとした苦痛が存在することになっているが、
何もない人生より、
妻という女性と、いっしょに過ごせた時間は、
何ものにも代え難く、
いい人生だったということは、
間違いなく言える。


欲を言えば、
第三章で終わりにならず、
第四章の人生も演じてみたい。

×

非ログインユーザーとして返信する